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大阪の建設会社がSDGsで業界を変える!?

お元気様です!

進和建設工業広報担当の伊藤です。ようやく当社の広報記事が書けると意気込んでおります(笑)

今回は、いまや企業に目指すべき当然の責務として課されているSDGs。

持続可能な開発目標と聞くと、環境問題のことを考えてしまいがちですが、実は社会・経済・環境と、こんなにも多岐に渡る壮大な目標となっています。

これらは世界の目標としてあらゆる国家、都市、企業、機関、個人が取り組まねばならないとされているものです。それでは私たち進和建設工業ではどのような取り組みを行っていくのかをご紹介します。


1. 進和建設工業とSDGs

進和建設工業では、建設業者として取り組むべき重要課題(マテリアリティ)として以下の5つを定めています。


1 持続可能な環境配慮型の建設現場の実現

気候変動対策などの環境保護、エネルギーや水、資源、原材料などの持続可能な資源利用に努め、バリューチェーン全体における持続可能な環境配慮型現場の実現に取り組みます。

2 持続可能な社会の実現に向けた技術開発

オープンイノベーションの活用を通じて、クリーンテクノロジーの研究や、これまでに培ってきた環境・社会課題の解決に繋がる技術開発やノウハウをフルに活かし、地域コミュニティの活性化に貢献します。

3 働きがいのある魅力的な職場環境の実現

建設現場エンタメ化プロジェクト「Zoo Project」と通じて建設業界のイメージを変え、近隣住民とのコミュニケーションの機会を増やし、見学者の絶えない「誇れる現場づくり」に取り組みます。

4 生産性向上による工期短縮とコスト削減

AI技術・IoT技術の積極的な導入や、組立建設の導入・一般化により、生産性の向上を図り、工期短縮、コスト削減、働き方改革などによって顧客満足度の最大化を実現します。

5 サプライチェーンマネジメントの推進

調達慣行におけるサプライチェーン上のリスクを環境・人権問題と捉え、取引先と一体となってCSR調達活動を推進し、サプライチェーン全体で社会的責任を果たします。


以上に取り組むことで進和建設工業としてSDGsに関わっていきます。

SDGs まとめたの


2. 「0→1 ACTION PROJECT」

進和建設工業において「社会との接点」「地域との接点」「顧客との接点」「価値を生み出す場所」の最たるものが建設現場になります。

そこでこの「→1 ACTION PROJECT」では2030年までの「ゼロの目標」として


1: CO2排出量をゼロ

2: 化石燃料エネルギー利用をゼロ(再エネ利用100%)

3: ゴミをゼロ、汚水をクリーン(ゼロ)

4: 労働事故をゼロ

5: 近隣クレームをゼロ


を掲げます。


そして目指す「イチ(新しい価値)の目標として「0→ACTION PROJECT」では2030年までに


1: 新時代の組立建築で工期短縮・ゴミゼロ実現

2: 廃材等を利用したアップサイクルビジネスを展開

3: 空き建築を付加価値再生し、地域の活性化を

4: エネルギー消費の少ないZEH-M(ゼッチ・マンション)の標準化


を達成します。


3. 「0→1 ACTION PROJECT」のおまけ

進和建設工業では働く社員の健康のため本日2021年5月31日(世界禁煙Day)より

「建設現場での完全禁煙化(ゼロ)」を徹底します。

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建築・建設業は喫煙率が全業界中ダントツNo.1であり、事故(火事)、近隣クレーム、施主さまからのクレームの原因となっています。

このような些細なところからも業界イメージを変えるための努力を続けていきます。


ちなみにこちらが世界禁煙デーのポスターです。厚生労働省が6月6日までを禁煙期間として定めているので、これを機にタバコに悩む人は試しに取り組んでみてはいかがでしょうか。初めは3日坊主で終わってしまうかもしれませんが、次は4日、5日と伸ばしていく、または禁煙期間の頻度を増やしていき、徐々に禁煙を達成させればいいと気楽にやってみるといいかもしれません。経験者からの受け売りです(笑)

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4. 今までの取り組みと現在進行中の取り組み

・進和建設工業が受注した工事を担当する業者の方には、重機を省エネルギーで低振動のものに変更していただきました。

・ZEH-M(ゼッチマンション、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指したマンション)を計画中です。進和建設工業が持つ完全防災型マンションのアイデアを基にすることで完成を目指しています。

・Zoo Project(建設現場を動物園に見立てて楽しいものにしました。きつい・汚い・危険の3Kを満たす最たるものとされる建設業界のイメージに新たな価値をつくり出し、現場体験など地域参加型のイベントも行って地域の活性化を図っています。こちら、当社のことを知っている方ならお馴染みかもしれませんが、またどこかで取り上げようと思います。)

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・今までには失敗した取り組みもあります。→建設現場の壁面を太陽光発電パネルで覆い、電力の完全再エネ化を目指しましたが、コストの面から採算が取れず一旦は断念しました。


5. 社内への意識付け

本日社内向けに進和建設工業がSDGsにどのように取り組んでいくか発表会が行われました。

その内容は今までこのブログでお伝えしてきたとおりですが、一番盛り上がったのが建設現場における完全禁煙だったかもしれません(笑)

やはり自分のこととなるとものごとの捉え方が変わってくるようです。

しかし社会が持続可能である前に、自分自身が持続可能な生活をしていなければなりません。

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6. まとめ

今回は進和建設工業がSDGsとどう関わっていくかをご紹介しました。

SDGs達成は前途多難なものと言えますが、中小企業であるからこそ機動力を以て様々なアイデアを試していくことが出来ます。たしかに建設現場の壁面を太陽光パネルで覆って電力自給を図り、失敗したこともあります。ですが失敗の数以上の成功体験とアイデアがあります。

このブログではそんな取り組みをどんどん掘り下げていきます。次に関連記事の項目があります。どんどん増えていくのを楽しみに見ていてください。進和建設工業のことをもっと知りたいという方はコーポレートサイトを閲覧していただければ幸いです。


7. 関連記事

https://note.com/shinwa_pr/n/n747210ac55a0「人と緑を繋ぐ建築」

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