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心書 vol.116「縁を育んで仲間になる」

昨日は、大阪船場若手経営者の会の家族懇親BBQ大会だった。

大阪船場若手経営者の会とは、大阪の船場にある商人の言わば二世の会である。

親父より前の世代は、この船場で生まれ育った。自分自身も子供の頃、運動会やパレードなど、船場のイベントによく参加したものだ。

バブル崩壊後、次々とこの卸通りのシャッターが下り、大阪の不景気の代名詞化した町でもある。

そんな時代を生き残り、今も尚事業を継続している62社で組織されている協同組合、その倅たちで組織しているのが若手経営者の会「青経会」である。

昨年までの2年間、この会の会長を務めたのだが、最近になって、薄い、完全に薄っぺらかったと自省している。それを気付かせてくれたのが、バリ島のアニキこと丸尾さんだ。

昨日、少し前に噂を聞き気になってた会員と出会えたので、噂の真相を聞いたら、暮れにピンチに見舞われ、結論としては今ひとりぼっちで居るという話を聞かされた。全く知らんかった…何のための協同組合なんやと思った。

船場商人の倅とは、生まれながらにしてご縁と先輩に恵まれいる。協同組合という仲間組織まで既に存在している。

しかし時代の流れの中で、「協同組合なんて流行らない」「我が社さえ良ければ」「もっと合理性を」になり、現状効果的に機能しているとは言い難い。そんな私自身も、お付き合いで入会しているが、今の時代協同組合なんて流行らないし必要ないとつい最近まで考えていた。

先輩から学ぶ・縁を育み知り合いから仲間へ・仲間を応援する・古き良きの奪還、それら丸尾さんの言葉、全てが可能な資産を遺してもらっているにも拘らず、全く運用をしていなかった。

この写真のみんなの顔を見ていると、今からでも遅くはない。協同組合の理事として残してもらってる身なので、船場という私のDNAが後世に残るよう努力して行きたい。

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