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トレーニングで気をつけたい軟骨の話

こんにちは。

日本身体管理学協会の事務局です。

世の中では、日々実際に暮らしていると

自分が本当にしたいこと、意図したことと、

実際に起きることが

全く正反対の結果になることが

よくありますよね。

電車の中でご年配の方に席を譲ろうと思ったら、

「老人扱いするな」と言うような返答をされて

断られてしまったり、

友達を喜ばせようと思って買ったコーラが、

蓋を開けた瞬間に泡で溢れかえってしまったり・・・

自分が良かれと思って行った行為でも

相手が不快に思ったり、逆に大変な思いをしてしまうことって

意外とたくさんあると思います。

そして、

実は、これってトレーナーの仕事をしていても

よく起きてしまうことがあるのではないかと思います。

自分の身体をより良く管理する、身体管理に必要な要素は

運動、栄養、休養ですよね。

そして、例えばこの運動について。

確かに身体にとって、非常に重要な役割を果たします。

ですが、この運動によって、より良い身体管理をするはずが、

さらに自分自身の身体を悪化させてしまう可能性すらあることも

トレーナーとして認識し、お客さまにはお伝えしなければなりません。

例えば、強い反動を用いたような動作や、ジャンプ、切り返しなどの動きは

膝の硝子軟骨及び繊維軟骨へ

当然のように負荷をかけることになります。

この軟骨はあなたもご存知のように、

神経や血管がほとんど通っていないと言って

過言ではありません。

つまり、滑液からの栄養補給はされるものの、

他の筋肉や骨の組織とは違って

これらの組織は消耗品だということができます。

と言うことは、

もし、切り返しの強い動作などを過度に行い続ければ、

本当は、より良い身体管理によって

いつまでも自分の脚で生活をしたい

と志していた方も

軟骨の消耗によってそれを断念せざるを得なくなってしまう

可能性が出てきてしまいます。

そうなってしまえば、

本当は、より良くしたい、と思っていたことが

結果的に悪い状態へとつながってしまうのです。

これでは、想いはどれだけ強くても、

結果は自分の欲しいものにはならなくなってしまいます。

これは非常にもったいないです。

なぜなら、全く正反対のことが

起こってしまっているわけですから。

また、こう言ったことというのは、

志や想いではなく、

知識によるものが大きいです。

ですから、私もトレーナーとして、

知らないうちにお客さまをそのような状態に陥らせないよう

日々勉強を続けていかなければと思う次第です。


一般社団法人日本身体管理学協会公認 身体管理指導士養成講座

(整形外科系機能解剖、内科系機能解剖、整形外科系疾患学、内科系疾患学、トレーニング理論、栄養学、休養学、テーピングで人の身体をより良くするための知識を包括的に学べます。)

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一般社団法人日本身体管理学協会
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