見出し画像

【映画鑑賞】サティシュの学校~みんな、特別なアーティスト~


先日、とてもハートフルで、発する言葉に深く頷いてしまうような素敵な映画を観ました。


映画のタイトルにもなっているサティシュ・クマールさんは、本来の教育のあり方を取り戻すための特別な学校を運営しています。

そこでは、「本来の教育とは、知識を詰め込むことではない。すでに備えられている“アーティストとしての自分”に気づくこと」という教育理念が根底にあり、アーティストとは特別な人のことではなく、誰もが特別なアーティストであるという言葉を何度も繰り返し伝えています。



さらに個人的には、服作りを手掛ける「群言堂」を運営する松場登美さんとの対談のシーンがとても印象的でした。

松葉さんは、普段島根県で服作りを手掛けていますが、その中でいつも心がけているのが「美しい循環」だそう。そして、その美しい循環を追求していった結果、辿り着くのは「非効率」だとおっしゃっていました。


とても予想外のワードだったけれど、確かに
・人が出来る範囲で
・1つ1つに手間暇をかけて丁寧に を心がけると、最終的には非効率という言葉にたどり着くのも頷けます。



ビジネス上で効率を求めて日々業務をこなすのも大事だけれど、私生活の面では一呼吸置いて、物事のあり方・進め方を考えてみるのもとても有意義だなと感じました。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?