防災意識ってある?

阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震、2019年台風19号、2018年7月豪雨、、、

近年、毎年数えきれないくらいの自然災害が起こっています。

しかしながら、その被害を直接受けない限りなかなか防災意識が上がらず、継続することにもなかなかつながりません。

そのとき、そのときで急な危機感を強く感じ、買い占めなどにより必要なところに必要なものが行き届かない現象も起きてしまう。

また災害だけではなく、日常の中にもっともっと多く犯罪や火災、事故などが多発しています。

令和元年(平成31年度)東京都で

犯罪認知件数約750,000件(1日あたり約2100件)

火災件数約4,000件(1日あたり約11件)

事故件数約15,000件(1日あたり約41件)

とんでもない件数ですよね。

この中でも不幸中の幸いで無傷や軽傷で済んだものもあると思いますが、重症または死に至ってしまった場合も多くあります。

〇それって未然に防ぐことができないのかな?

〇早期の対応で軽傷で済むようにできないのかな?

「未然に防ぐ」という活動は警察、消防、海保などの組織が本気で取り組んでくださってます。

でもそれを実行に移すのは私たち国民なんです。

どれだけ命を守るための手段を伝えてくれていても実行するのは私たち次第。

「私たちが危機感、防災知識、救命知識、守りたいと思う気持ちをどれだけ持てるかがが、日常の中で発生する犯罪、事故、火災などから未然に防ぐことに繋がります。」

また、有事の際、公的組織が対応してくれることで本当に心強いと感じますし、頼りにしてます。

しかし、その人員や対応スピードには限界があります。

最も早いのは、やはり「バイスタンダー(居合わせた人)」なんですよね。そのバイスタンダーの多くは公的機関に属していない専門知識を持っていない人たちです。

もちろんそこも警察、消防、海保、赤十字などが全力で救命講習などを実施しており、自動車免許取得時などでは必須項目にもなっています。

しかし、私の周りの人たちに聞いても、「ちゃんと聞いていなかった」「実際体験したことがないし分からない」「AEDってなんだっけ?」「救急車と消防車って別の組織?」「救急車は115だっけ?」

などなど身についていないのが事実です。

じゃあどうやったらこの意識は向上していくんでしょうか?

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