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「働き方・暮らし方」のこれから/第1回

皆さんこんにちは。
「働き方・暮らし方のこれから」を担当するファシリテーターの石井と横山です。                               普段は県職員として、県の教育行政に関わる仕事をしています。好きなものは山とカレーです🗻🍛(石井)                        今回始まりました「信州これから会議」、この会議での議論が参加者の皆さんのスパイスでおいしくなるように私も頑張っていきたいと思います! 

働き方

11月7日開催の会議では、テーマ①「働き方・暮らし方のこれから」のグループで議論が行われました。                            東京と長野を繋ぐクリエイターの方やNPOを支援するコンサルタントの方、自分なりの新しい地域での働き方を実践されている方など、多彩な分野で活躍されている方々にご参加いただきました。日曜日の朝早くから、ありがとうございます!

今回のテーマ議論の問いはズバリ!
「コロナ下での働き方・暮らし方の変化とは」です。

この問いかけをもとに、参加者の皆さんと意見を交わした内容を、大きく4つにまとめてみました。

①コロナ前後で、働き方・暮らし方の多様性が増した。

● 働き方の環境整備が進んだ。在宅勤務やフレックスタイム等の導入。
● 必要のない会議等が無くなる一方で、リアルで会う価値が高まった。
● 暮らし方の面では、あまり変わった感が無い
● いろいろな地域があって良くて、コロナに対応できない人が生きづらくならないようにする必要がある。多様性を認め、選べる環境を作っていく必要がある。


②オンラインとリアル、どちらにも良さがあり、そのハイブリッドが大切になる。

● ツールとしてオンラインは非常に便利!(移動もないし、会議がしやすい)
● 他愛もない雑談から生まれるアイディアが、リアルならではの強み。
● オンラインでの働き方が進めば、男性育休が進んでいない現状が改善し、社会的に育休へのハードルが、以前より低くなったのではないか。
● オンラインツールは、リアルで会うためのきっかけになる。オンラインでやり取りをすることで、よりリアルで会って話してみたいという変化が生まれた。
● みんなで「思いを寄せ集めて全体をつくる」という場では、リアルで膝を突き合せて行ったほうが、やりやすいことがあった。
● コロナという状況を経験したからこそ、お互いに「ここのところはリアルでやりたいよね」ということを、合意できる関係性づくりも重要なのではないか。
● これからは、オンラインとリアルを選択肢として、適切なタイミングで選んでいきたい。


③自分の「生き方」「働き方」を再定義し続けることが大事に。

● 旧来のやり方にとらわれて、今の状況・環境に対応できていない人もいるのでは。コロナをきっかけとして、生き方・働き方を再定義するチャンスとなっていて、それが地方移住にも繋がっていると思う。
● コロナで、この再定義を急に意識しなきゃいけなくなったのではないか。再定義をし続けることが大事。
● 自分に合ったスタイルを求めている人、価値観を共有する人と仕事がしたいという考えになっていくと思う。
● 働きやすさ、生きやすさは人それぞれなので、そうした、いろいろな色があって良いと思っている。


④人それぞれの幸せを追求する中で、地域はどう変わっていくべきか。

● コロナ下でも、発信やコミュニティの維持ができている地域にはひとは集まってくる。地域への入口となる窓口の設定が重要になるだろう。
● 自分の求める本質的な幸せに気づかされた人がすごく多い中で、コロナに対応できている人は、ますます地方に移動するだろう。
● 選ばれる地域になるには、ありのままの地域の姿、素を見せることが大事。地域に来てもらった人に、その地域のいろんな場所や暮らしを見せて、どこが心地よいのかを探ってもらう。
● 関わる人の心の中に、あそこの地域の、あの人に会いたいな、というような関係作りができるかにかかっている。
● 今後は、「ひと」ベースでのコミュニティが形成されるように変化していくと思う。
● 自分の合っている場所に収まることが選べる環境づくりが大事なんじゃないか。コロナに対応できない人にとっても、生きづらくない社会にしなければならない
● 自分に合ったスタイルを選択できる社会で、多様性を認めることも必要。


★会議のポイント

場所、時間、距離などの制約から離れて、自由な働き方を選べるようになってきている。それが暮らし方の変化にもつながっている。家族との時間が増えることも。
移住者を迎え入れる地域としては、変化に対応できているかどうかで差が生まれている。
(コメント:総合ファシリテーター 瀧内貫)

総合ファシリテーターによる 第1回の全体まとめはこちらから

〈信州これから会議 ご意見募集〉
ワークショップには参加できないけれど、ぜひ自身の声も届けたい、発言したいという方は、ぜひコメントにてご意見をお寄せください。
ワークショップの参考とさせていただきます。
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【第1回のワークショップを終えて】

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石井 貴広長野県教育委員会事務局 高校教育課
予想以上に参加者の皆さんがコロナに対して前向きに捉えて行動していることに驚きました。それぞれがすでに行動を起こし、働き方・暮らし方の変革者となっており、私の凝り固まった価値観がぶっ壊されております。    第2回以降の会議も刺激的な議論になりそうです!!!


A-1横山

横山 紗央里県立長野図書館
コロナの前/後の働き方・暮らし方の変化を冷静に分析しつつ、前向きにとらえて意見交換することができました。                次回は、もう少し視野を広げて「みなさんにとっての理想な働き方・暮らし方とは?」をうかがっていけたら、と思っています。          第2回の会議がどんな展開になるか、今から楽しみです~!


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