第2段階1回目を終えて。
皆さん、こんにちは。
総合ファシリテーターの瀧内です。
信州これから会議も第2段階。
コロナ禍のなかで特に影響を受けた「暮らし方働き方」「文化・スポーツ」「地域コミュニティ」「福祉子育て」「産業」「学び」の6つのテーマ別で話し合った第1段階を経て、そこで話し合われたキーワードを元に横断的なテーマを設定し、本来は県内各地に集まり、膝を突き合わせるような時間を作れればと思っていましたが、残念ながらオンラインに。
「これからの地域社会の編み方」
「これからの暮らし(人生)のレジリエンス」
「これからの支援する人をどう育てるか」
というテーマに分かれての対話を続けています。
必要とされる場づくり、関係の双方向性、変化していくべき価値観、ダイバーシティである上にインクルーシブであること、学びも同時に双方向であることなど、さまざま目指すべきビジョンへの「視点」や「視座」があぶり出せれるキーワードが出ているような気がしていますが、逆を言えば、今の社会課題の多くは、パブリックとプライベートそれぞれが強く、境界がはっきりしていることから生まれているような気がしました。
境界をあいまいにすること、つまりそれぞれが境界を主張せず、ゆるやかに許容し合うこと。同時に私の外にいる人たちを慮ること、そこから「おせっかい」し合うこと、このふたつの先に「やさしく認め会える社会」はあるように思います。
わかっているけど変わらない、変えられない常識を「大きな慣性力」と呼んでいる方がいらっしゃいますが、そこをどう変えていくのか、私たちは手を携えながら社会を変えていけるのか(同時に今ある必要なものを大切に守り続けていけるのか)を引き続き考え続けていきたいと思います。
テーマ別レポートはこちら
→「これからの地域社会の編み方」
→「これからの暮らし(人生)のレジリエンス」
→「これからの支援する人をどう育てるか」
〈信州これから会議 ご意見募集〉
ワークショップには参加できないけれど、ぜひ自身の声も届けたい、発言したいという方は、ぜひコメントにてご意見をお寄せください。
ワークショップの参考とさせていただきます。
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ちなみに、今回は阿部知事も「いち参加者」として、ワークショップに参加いただき、他の参加者と議論していただきました。
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