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スクリプトドクター三宅隆太さんの大人気オンライン講座『マンガ家のためのプロット講座』、第1期生の声!

2022年9月に開講され、マンガ家を中心に、脚本家、小説家、映像ディレクター、プロデューサーなどプロで活躍するクリエイターから、クリエイターを目指すひと、さまざまな業種で働く社会人や学生までが参加して、大好評を博したオンライン講座『マンガ家のためのプロット講座』。
「第1期生」の皆様から寄せられた、「修了生の声」をまとめました!


以下、「修了生の声」より全文を掲載します(順不同)。
第1期生の皆様、ご協力いただきありがとうございました。

カイヤレ さん(ライター)
「なるほど!」の連続が続くワクワクが止まらない。そして全てが人生と創作のためになる。メンタルと技術も、全てが鍛えられる講義! 創作やプロットの技術の全てが言語化されていく喜びに満ちあふれています!

バームロール大好き さん(会社員)
趣味で小説を書くのが好き&三宅監督のお話聴きたい、まとまってお話聴ける講座サイコー!程度の軽い気持ちで受講始めたんですが、プロットだけにとどまらず、今の自分の課題を考える上でも役立ちそうな内容でうなってました。何度も復習したい感じです。あと質疑応答への超・超・長時間かけてのご回答など、サービス精神があまりにすごすぎてちょっと恐怖を感じるくらいでした(いえ褒めてます)。

空木春宵 さん(小説家/システムエンジニア)
駆け出しながら小説家として活動しておりますが、これまで、「プロット」という言葉を聞いた時に真っ先に頭に浮かぶのは、「どうやって型に嵌めていったら良いのか」であったり、「差し当たっての企画を通すための方便」といったことでした。しかし、三宅先生の講義を受講していくうちに、「プロットとは単に受け手(編集さんを含む)のツボを押さえて納得を得るためのものではなく、書き手(創り手)の発想を駆動させるためのテコのような役割を果たす」ものという側面もあるのだということを認識させられました。
小手先の技法(小説で言うと、視点や人称に関する""ルール""や局所的なレトリックになりますでしょうか)ではなく、発想術としてのプロットの役割を学ぶことができて、正に目から鱗です。
リアルタイムでの参加は一度もできませんでしたが、一期生として皆さんとともに学べたことも大きな収穫です。
エキスパートコースも受講させていただきますので、どうぞよろしくお願い致します。

Booby さん(マンガ家)
一応キャリアだけは長いマンガ家です。どこか慣れでやってるかも知れない自分のノウハウや経験値の所持品チェックと整理、足りない要素の気づきがが出来て、より深い創作のダンジョンに入っていける気がしてくる講座です。ベテランの方も是非!

イリー さん(会社員(小説家志望))
ライトノベル作家志望で、数年前とある賞の最終選考に落選して以降スランプに陥っており、解決手段を探すため受講しました。
三宅先生の講座は物語を作るための理屈を教えるのと並行して、作り手がどこで躓き、なぜ手が止まり、どうしてその作劇のための原則を上手く使えないのかという心理的な面にも寄り添ってくれます。
講座を踏まえて改めて自分のこれまでの作品と向き合うと、自作の構造的な問題や、なぜ自分がプロットや企画を作る際に問題を内包したものになってしまうのかなどの悪い部分が少しずつ見えてきました。
同時に、メンタルの部分にこそ自分のスランプの原因があることもわかりました。物語作りの技術的な問題だけが原因だと思っていましたが、実は物語やキャラクターと向き合う自分の姿勢に問題があったのです。自分はどこか記号的にキャラや物語を捉えており、もっと彼らが何をしたいのか何が不満なのか、生身の人間のように向き合って誠実に作品と向き合わないといけませんでした。そのせいで、どこか作りこみがあまい、無理のある展開やキャラになっていたのです。プロットや企画の段階でクオリティが下がる要因が入っていることも、そのように作品作りの最初の段階から誠実さが足りていませんでした。そこから目を逸らして生きていたので、自分は書けなくなっていたのかなと、そんな気付きを得ることができました。
このようなことは自分一人で創作関係の書籍を読んで学んでいた際には気づけないことでした。
また、三宅先生への質問コーナーにて、自分と似た悩みを抱えている人がいることを知れたり、また人によってさまざまな理由で物語と向き合っているのだということを体感できました。どこかで創作の孤独な面ばかりに視野を狭めて向き合ってしまっていた自分にとって、他の参加者の方々の言葉をみることができるのも大変ありがたい経験でした。
物語を作りたい、何かが自分を創作に突き動かす、なのにまったく行く道が見えなくてしんどい、という人にとってとても意義のある講座だと思います。

ののもりばなな さん(漫画家)
駆け出しのTL漫画家をしております。企画って何?プロットって何?と言うところから手探りでマンガを作っておりますが、この講義を受講して、物語の作り方・解析の仕方・物語の分類・ジャンルについての知識を付けることが出来ました。(少なくとも自分で調べるとっかかりを頂いたと思っております)
ジャンルの力を借りて世に出る作品を作っているという自覚が出来た事、自分が身を置くジャンルの特異性に気づけたことも大きかったです。ありがとうございます。
また週一回、三宅先生から創作のお話を伺うのが、創作への活力を頂けるようで嬉しかったです。素敵な講義をありがとうございます!

平川 準 さん(専門学校講師)
現在、専門学校の講師をしながら漫画執筆をしています。
漫画は40歳を過ぎてから描き始めました。それから十数年、何度か出版社に投稿をしていますが「ストーリーが薄い」「何が言いたいのか、よくわからない」というコメントを度々もらっています。
自分は、ストーリー制作やプロット立ては、執筆の中で常に「悩む時間」であり、それが当たり前だと思っていました。ハッキリ言って得意ではない…そのような状況の中で、この講座の前の「サクゲキRADIO課外講座・発想のための企画分析術」を受講したことが、今回の「マンガ家のためのプロット講座・ベーシックコース 」受講に繋がっています。
結論から言うと、受講して良かったです。
今まで「悩みの時間」だったものが「楽しい時間」に変化しつつあります。
三宅先生の「スクリプトドクターの脚本教室(初級編、中級編)」で書かれていたことが講義の中でも語られるのですが、読んでいた時よりも、より具体的に理解することができ、ストーリー考察やプロット立ての際に「悩む」時間が減りました。
と言うより「楽しさ」の方が増えて悩まなくなった感じです。
こういう感覚は、受講以前にはありませんでした(かなり悩んでいる時間が長かった)。
それから、設定やキャラクターを考える時に、自然と、その世界に入っていける心持ちになりました。
現在でも、つまづいたり立ち止まったりはするのですが、そうなった時に「どうしよう?」ではなく、頭の中で「これはどうかな? こっちはどうかな?」というように、いくらでも別のパターンを当てがえるようになり、ダメなら次これで…みたいな感じです。
以前は、この別のパターンを「世の中のでは…」とか「普通はこうだよね」といったいわゆる「常識」と自分の記憶を結びつけて考えていたのですが、「まずは、自分の経験してきた記憶」というふうに考えられるようになったからだと思います。
先生の著書にも書かれていた「あなたがあなたであること」という言葉の、文面から受けとった印象が、肉声で語られることでその意味合いを更に深いものや、広い意味があることを、受講して実感し理解の幅が広がったと考えています。
たくさんの脚本に関する指南書を読んでいる方や、その全てが頭に入っている方でも、読んで理解していることが、聴くことで更に広く深く〈良い意味での〉変化を得られる講座だと感じています。

小林 さん(ゲーム開発者)
創作の遭難者を導く地図であり、遭難者を癒す毛布でもある。そんな授業でした

nya-mew さん(漫画家志望者)
思いつきの出来事の流れにキャラの気持ちを載せていく形でしか話を作れなかった私にも、講座を受講した事で確固とした筋立てとドラマ中心に発想の枝葉を拡げてゆく習慣が身に付けられそうです。話の構造はもとより何よりも登場人物の感情や芝居を大切にされている三宅先生の熱意に感化されて、私も自分のキャラクターがより生き生きと心の中で動き出しました。自分の予想を越えるキャラの活躍をこれからの作品で表して行ける予感に、とてもワクワクしています。

パンダラヴァー さん(デザイン業)
私だけかもしれませんが、創作においては「人から学ぶ」とか「スクールに通う」というものにある種の抵抗感を感じてしまっていました。それは子供の頃から憧れる、いわゆる天才と呼ばれるようなクリエイター達のエピソードが独学的成長による「教えられなくてもできてしまう」というものが多いからだと思います。そんな自分の「殻を破って」何かヒントを得られれば、と本講座を受講しましたが、受ける前に想像していたよりもずっと実りの多い講座で感謝しています。個人的に一番良かった点は「書いてみたい」「これならやれるかも」と創作に対して自発的な理由がどんどん湧いてくることです。スクールや教師に対して、スパルタ的強制力によって自分を追い込むことで練習量や取組む時間を確保する方法も一つの手段としてあると思いますが、この講座ではそういったアプローチではなく、進めなくなる瞬間への対処法を書き手に寄り添って提示してくれるのでチャレンジすることへの抵抗感が少なくなることが面白いです。
 書き進めていく過程で行き詰まる場面に出会う度に、「こうしたらいいかも」と取り組むヒントが講座で得られたことによって過度にナーバスにならずに済みます。
三幕構成や説話構造の基礎も類型づけられて教えていただき、本で読んでなんとなく理解したつもりになっているものを自分の創作にダイレクトに活かす為の考え方を学べました。この講座が本当に創作に役立つのか気になっている方達にとって一番確かな答えとなるのは、一期生の中からどんどんと魅力的な作品が生まれることだと思いますので、そうなるように頑張ります。

押田ボブ さん(マンガ家)
ストーリーを考えることに苦手意識がありました。何を伝えたいかブレてしまうことにも悩んでいました。
この講座のおかげでプロット作りにかけていた時間も大幅短縮し、担当編集者にも凄くわかりやすくなったと褒めて頂けるものを作れるようになりました。
苦手意識も無くなりつつあり、是非ともエキスパートコースも受講し色々な話を考えられるようになりたいと思えるようになりました。
この講座を受けて本当によかったと思います!

匿名希望 さん(イラストレーター・グラフィックデザイナー)
外から何かを見つけてくるのではなく、自分自身の中にある種を見つけること、それを育てることが自分だけの素敵な物語づくりにつながる。それをやわらかく楽しい三宅先生のことばでじっくりと聞ける濃~い講座です!

鳥生ヘリコ さん(漫画家)
三宅先生は漫画のことはよくわからないと言いつつもまるでプロットやネームで悩む漫画家を見てきたかのようにわかってらっしゃってて寄り添ってくださってるなと感じました。(何度も泣きました。)
講座は具体的でわかりやすく、時折びっくりするような体験談なども交え知識だけでなく三宅先生が実際に関わってこられた実例とその時の思考の流れなどを「そこまで手の内を見せる!?」というくらいにサービス精神旺盛に楽しく解説してくださりました。それゆえに説得力があり、納得できる内容でした。三宅先生が即興でストーリーやキャラを生み出すのも聴きごたえあります!
一回一回の講座の内容が濃く、時間も長いので、
はっきり言ってお値段が安い! こんなに安くて心配になるくらいです。
(これを言うと胡散臭く感じないか心配ですが本当のことなので)
この講座で、三宅先生があらゆる制約をも苦とせず、むしろ楽しんで作劇をなさっているのを目の当たりにして、以前から自分でもうすうす思っていたのですが私は三宅先生のようになりたい、職人としての漫画家になりたいんだなぁと改めて実感しました。
ステップアップしていきたいのでぜひエキスパートコースも受けたいと思います。

ねこしま さん(アニメーション背景美術)
「マンガ家のためのプロット講座(第1期)ベーシックコース」開講ありがとうございました。
完走できた喜びと、『エキスパートコース』開始までの期待値でそわそわしている昨今ですが、本講座を受ける以前から、講座を終えた現在に至るまでに感じた事を書かせていただきたいと思っております。
自分はアニメーションの現場にはおりますが、お話を構築するセクションではないため、自らの創作物に今回の講座を活かす…という意味ではまだまだこれからの展開ではありますが、『第三者(物語の登場人物)と向き合う』という事を会社の人間や後輩、新人さんたちと向き合う際に意識させていただく事が多いです。
自分が勤めている会社では以前にとても高圧的な物言いをされる方が上司として会社を仕切っており、その方の影響で心を病む人間も多く『10年以上新人が残らない』という事態が続いておりました。
自分もなんとか踏ん張っていたのですが、そろそろ限界か…と思った矢先にその上司が辞職する事になり、思いもよらぬ展開から自分が会社の切り盛りをする展開になってしまった所から『人と向き合う事の重要性』を感じておりました。
その際、以前に読んだ三宅先生の『スクリプトドクターのプレゼンテーション術』を思い出し、読み直していた所でSpotifyの『サクゲキRADIO』がはじまり、そして今回の『マンガ家のためのプロット講座』に辿り着きました次第です。
ベテランだろうと新人だろうと20年以上生きてきた人間である以上、その尊厳を守った上で仕事の指導をする必要がある、という意識を『登場人物と向き合う』という所で意識するようにしてきたように思います。
ついしてしまいがちな『出来る子、できない子』の判断や『あの子はこういう子だから』という決めつけの危険性は、実際に『こいつはできない』というレッテルを貼られて圧を加えらえてきた自分には、それがいかに人間をプラスの方向に導かないレッテル貼りかよくわかるような気がしております(これを言われて『がんばろー!』となれる人間はほとんど居ないと思っております汗)
相手をわかりたいと思う事、自分の思っている事を伝えようと努力する事、ちゃんとできているかどうかは自信が無いのが切ない所ですが、上司にされて嫌だったと感じた事は、下の人間にはするべきではないと意識して戒めるように頑張っております(汗)
また、こういう体験をいつか創作作品に活かせれば…と夢想する次第です。
また、講座での質問の回答で三宅先生が受講生の方の『先生は優しそう』というコメントに対し『そんな事はない』と返答されているのを拝見し、先生はそうおっしゃっているけれども、自分も含め皆さんがそう感じている…という事は、相手に『それ』を感じさせない『何か』があるのだろうなぁ…と漠然と思い、その『何か』を見つけたい今日この頃です。
自分は気が短く、相手の心の機微に関してズボラな部分があるので、根本的に改善はすぐには難しいにしても、相手にそういう部分をあまり感じさせずにコミュニケーションをとる事はできないだろうか…と思案する昨今です(汗。
漫画やアニメの創作…とはまた違った入り口からの講座受講ではありますが、会社という社会構造の中で、一人一人が物語を紡いていくのをフォローしていければいいなぁ~と思っております。
また、今回の講座とは直接は関係ないかもしれませんが、自分は新書館さんの『モノクロームロマンス文庫』で発行されている作品を全て揃えてしまうくらいにはお世話になっておりますので、今回の講座も含め、より感謝の念を深くしました次第です。
併せて本当にありがとうございます。

シャケ さん(療養中のため休職中)
イベントでチラシを拝見し、自分の弱点を探し出せると思い参加させて頂きました。
視聴できる間に何度か繰り返し視聴しました。
最後まで一通り受講して、改めて最初から拝見すると、より一層思っていたことがハッキリと自覚出来る様になりました。
一つ一つが分かりやすく、時々笑わせられながら、楽しく最後まで受講できました。
一通り授業を頭に入れ、自分の中でよく考えないと質問などが纏められず、他の方の質疑応答回に成程と思わされながら聞き入っていました。
次回エキスパートコースも参加したいと思います。
そして、授業を受けながら改善点を考えていた作品を描き上げたいと思います。
本当に本当に、この講義に出会えてよかったです。
ありがとうございました。

とんちき さん(漫画家)
私はクライアントワーク中心に漫画制作しているのですが、元々あった「オリジナルの物語を作りたい!」という気持ちから講座に参加しました。
20代の女の子が思い悩む話しか作れず、何度やっても途中で止まってしまっていたのですが、そういう悩みを全部すくいとってくれて、どうすればいいかまで事細かに教授して頂ける講座でした。
そして、毎回とても楽しくとても勉強になる講座でした。
とはいえ、自分で物語を作って鍛えないと身につかないことなので、アーカイブ配信期間に色々試しています。
また、漫画仲間数人と参加したので、みんなでわいわい講座について話したり、考察したり、学生時代を再び味わえたようでとても楽しかったです。
講座の後半もとても楽しみです。

プラネットママ さん(会社員)
以前は持っていたはずの「ワクワクする心」を、みんなで一緒に取り戻しに行く旅のような講座です。

匿名希望 さん(会社員)
『マンガ家のための』とうたっていますが、様々な職業の様々な立場の人に受けてもらいたい講座だと感じました。題材は映画であったりしますが、『自分の中にあるモノ』をカタチにするという作業は、自分が分からなくて職を(環境を)変えてばかりいる若者をはじめ、年齢立場関係なくきっとあなたの心に刺さって今後の人生に役立つ内容だと思います!

プラネットママ さん(会社員)
あなたの質問に6時間応えてくれるチームです!

匿名漫画家M(画業10年目くらい) さん(漫画家)
プロットの勉強をしていたはずなのに実人生で大事なことを教わり、それがまたプロットに生きてくる…​──────そうか、全部繋がっていたんだ!
そんな事が学べる講座です。
毎週物語における色んな仕組みや考え方を教えて貰い、ノートにまとめ、あの映画ならどうだろう? 自分の作品ならどうだろう? と思考が止まらなくなり脳内が忙しい!
そんな脳内にもなれる講座です。
おすすめです。

匿名希望 さん(パート・アルバイト)
プロット基礎講座の内容は濃く膨大でした。
学生時代のレポート提出をする気分で必死に講義をまとめて、アーカイブがないと正直理解出来なかったと思います。
この講座は企画の初期段階を大切にされていて、プロット作成について懇切丁寧に解説して下さいます。
受講者自身の勉強や努力は必要ですが、血肉となって基礎固めしてくれると信じています。
講座の内容と価格も破格です。
他社の漫画系講座と比較してみても、とても手厚いです。
そこでは、提出した企画作品へのフォローもありませんでした。
自称プロ講師達は、何故駄目なのか解説せずにただ企画を馬鹿にしました。
高い学費を払ったのに…この扱いかと虚しく思いました。
受講を迷っている方へ、この講座なら、創作の打開策や手がかりがきっと見つかると思います。

匿名希望 さん(漫画家)
三宅さん、この度は楽しい講座を開いてくださりありがとうございました。
自分は2022年の半ばまで週刊連載をしていた新人の作家なのですが、結果は打ち切り…自分のやってきたことを全て否定するつもりはないものの「読者に本当に面白いと思わせたい」「まだ自分の作品は、雑誌に食い入る様に読んでいた子どもの頃の自分の様に読者を夢中にさせる事が出来ていないのだな」という勝負に負けた気持ちでとてもくやしかった経験をしました。中でも、自分のやりたい事を打ち合わせでしっかり編集者に伝えられない場面なども多く、この様な事態に陥ったのは自分の中でのプロットやキャラの突き詰めや準備、想定が甘かったせいなんだろうなと言う反省はとても自分の中で感じ「このままではいけないな」と、連載終了と同時に早速ジムに通い減量(今は-15kg達成)、そして脚本術の本を読み漁っていたりしてました。その中で出会ったのが実は三宅さんの著書「スクリプトドクターの脚本教室」でした。連載中にずっと原稿を執筆しながらアトロクを聴いていたのですが、三宅さんが金曜日に振り返りをする回を聴いていて「三宅さんは本当に人のことをよく見ていて、人の心の動きや好きへの好奇心が強い方だよなあ。いいなあ」の自分の中でとても刺さる感覚があり、そのきっかけもあり三宅さんの本をすぐ2周楽しく、そして興味深く読ませていただきました。ちょうどその頃、三宅さんがウェブ講義を開く事を知りすぐさま申し込み。迷わなかった理由としては、スクリプトドクターの脚本教室にも書かれていた認知行動療法で1番大事なファクターである「行動を変える、変えてみる」と言う話が脳裏に浮かんだからです。三宅さんは本の中で我々読者に投げかけてくれていましたが、「みんな思い込んでいるけど、人は自分を変えられます。(ただし大変だけど)」という投げかけはその時の自分にとってとても勇気をもらえる、1番欲しかった言葉だったと思います。この講義をしっかり受けて、次回作にしっかり活かすぞと思っていた矢先にある出来ごとが起きました。
私事で恐縮ですが、講義の期間中父が亡くなったのです。自分にとっては非常に苦しく辛い経験をしました。なぜなら父は自分が漫画家になることを昔から応援してくれていた私にとって人生で1番のメンター。中々三宅さんの講義もリアタイで受ける事もむずかしくなっていたのですが、苦しくてしんどい時にこそ三宅さんの講義をアーカイブで視聴する事は自分の中ではとても良い気分転換になりましたし、結果今回の経験と真っ向から向き合うことになりました。講義で語られていた「作品作りはセラピー的な側面もある」という話が自分の中でずっと頭に残っていましたが、思いつくまま私は父を失ってどう辛いのか、自分にとってどう言う意味があるのか、父にはどんな人生があったのか…など自分と父についてのいろんな事をしっかり文章化してみました。いまだに自分の中での心の整理はついてはいませんし、どこにいても父の影を探してしまう瞬間があります。三宅さんが講義でもおっしゃっていた「人は死んでしまうと時間が止まってしまう」というのを今自分なりに体感しています。でも、今回の講義と経験を経て、自分は父と一緒に過ごしてきた意味や感情を次回作に活かす選択をしました。連載を終えてから、環境を変えたい気持ちもあり別の出版社の編集の方と連載を始める打ち合わせをしていたのですが、今回の経験を活かした連載プロットを提出したらGOを出してもらえたました。そのおかげもあり、今とてもモチベーションが高くネームに取り組めています。(今回の講義を存分に活かしたプロット作成をしたら、驚くほど円滑に打ち合わせが進みました(笑)。実はこの講義を受ける前の打ち合わせが難航していて、三宅さんも講義で話していた「共感できない」プロットを出して打ち合わせをしていたからです)今後も連載ネームを頑張りつつ、エキスパート編も受けようと思います。三宅さん、本当にありがとうございました。お礼の続きは良い作品を作って三宅さん、読者さん、そして父にお返しできる様がんばります。

R.N さん(漫画家)
長年話づくりやネームに苦手意識を持っていて、漫画の教本などで勉強はしていましたが表層的なものが多く、勉強すればするほど謎が深まっていました。
書籍なども読んでいましたが中でも三宅先生のスクリプトドクターの脚本術で語られていることが自分の中で最もしっくりハマり、今回の講座の受講に至りました。前回の企画術の講座も大変為になりました。
漫画と映画の違いはありますが、共通することが多く、今まで自分が感覚でやっていたことを言語化していただいた! という感覚が強くあります。
それだけではなく、三幕構成など理屈は理解できるけど応用の部分でどうすればいいのかピンとこなかったものを具体的にどう使えばいいか教えていただき、こうやってみればいいのか!ということをたくさん学べました。講座を聞くとやってみよう!という気持ちになれます。ありがとうございました。
エキスパートコースも必ず受けたいです。楽しみにしています。

匿名希望 さん(漫画家)
自作の失敗の理由、その改善の手掛かりを教えて頂けたように思います。本講座のみならず、アーカイブを繰り返し聞いて復習するのも楽しい時間でした。とにかく内容の濃い講座なので、どれだけ吸収出来ているかは正直まだ分かりません。ただ、これからの漫画作りに活かせる事が明確にいくつもあって、だから今はワクワクしています。

AI さん(会社員)
漠然としたアイデアをどうやってストーリーに落とし込んでいくのか、基礎的なところからとても具体的に教えていただきました。特に男性神話/女性神話という物語の構造についての考え方や、スリラーやミステリー、恋愛ものなどのジャンルの構造についてのお話が大変興味深かったです。

なかぴっぴ さん(漫画家)
自分の頭の中の、根拠のない「信仰」「強迫観念」「先入観」などの思い込みが解除されていきます。
コリ固まった頭がほぐれ癒やされ心が和み、講座の後はリフレッシュしたような気分になれます。
「ジョーカー」と「マダム・イン・ニューヨーク」は実質的に同じ物語だ!(暴論)みんな誰でもプリンセスになれる!(真実)
きっとすぐに毎週土曜のオンライン講座が創作についての豊かな学びの時間として楽しみになります。
リアタイ受講できない日があってもアーカイブ視聴があるから便利!! 場所(物理的距離)だけでなく時間の制約も少ないので受講しやすすぎる!

yuu さん(会社員・兼業漫画家)
プロットの構造を丁寧に解説してくれて、型とパターンの紹介ではこういう解釈もできるんだと閃くことが多かったです。
三幕構成あたりから難しくなり付いていくのが大変になったんですが、復習マストな濃い内容なので当たり前だなと感じてます。
たまたまひとつのプロットを何度も直していたところだったため、講座は修正の大きな手掛かりになり、その後のネームも今までより当社比早く描けてよい出来になりました。
講座を受けたことでいままで漠然としすぎていた物足りなさ(あるいは自己満足)についてどこが足りないのかが見えてくるようになったと思います。まだきっかけなので、このまま復習しながら実践して確かなものにしていきたいと思います。
最初の道筋を示してくださって、本当に有り難うございました。

ともぞう さん(漫画家)
複数の過去の担当編集者に『プロットって何ですか?』という質問をしたことがあります。
返ってきた答えは『漫画のストーリーを簡潔に文章で書いたもの』『あらすじみたいなもの』『人(漫画家)によっていろいろ』みたいな感じの内容でした。
その回答をもらって……何か足りない気がする……とずっと思っていました。
でも、上手く言葉にできませんでした。
『人によっていろいろ』なんて「プロットに決まった定義はありません」みたいなことですし。
漫画さえ面白ければプロットがどんなものでも構わないというのはわかるんですが……ふわっとしすぎじゃないでしょうか、漫画界のプロットの定義。
でも、この講座を受講してようやく『プロットとは何か』を教わることが出来ました。
感動しました。
そして『プロット』と『あらすじ』は違うものでした。
この講座は、三宅先生の膨大なサクゲキの知識を元に、優しい言葉で、丁寧に順を追って、本格的なプロの技術を教えて下さる……とってもオススメな講座です。
全方向で素晴らしいのですが、一番のオススメは、三宅先生は現役の脚本家でもあることで、必要に応じて『作例を自前で用意して説明してくださる』ところが最大に重要なポイントだと思います。
お話作りを誰かに説明してもらうと、別の何かに例えたりした『概念的な話』な説明なことが多い気がします。イイ感じに上手く例えられた概念を聞いて『なるほど!』と思ったとしても、いざ自分の創作で『ガイネン』を実践しようとすると、さてどうしたらいいのか分からない……みたいなことが起きがちだと思うのです……
でもこの講座では、自分の心の持ち方や編集者(やプロデューサー)の言葉の受け止め方から始まり、作劇の具体的な構造や考え方、それらを使って実際のプロットがどう書かれ、どう着想したのかを、時に『具体的な作例』を使って説明してくださるので、説明の解像度がメチャクチャ高く分かりやすいです。実際にお話を作ってる人にしかわからない『初心者が陥りがちな思い込みや勘違いあるある』みたいな細かいところまで説明があったりするのも最高です。
『絵』の講座は素敵な選択肢が沢山ありますが、お話作りの講座に関しては他に代替になるものはないのでは……。
とても貴重な講座だと思います。
講座開催と同じタイミングに自分がこの世界に存在した幸運を噛みしめながら基礎コースを受講しました。
エキスパートコースも楽しみです。

K さん (会社員)
毎回盛り沢山の講義内容は復習必須ですが、理解することで自らの知識に昇華できたときの喜びは何ものにも変え難いです。実際、講義前に詰まっていたネームがあったのですが講義で覚えた三幕構成や説話構造を利用することで完成させることができました。

れたす さん(3DCGデザイナー)
以前から三宅先生の講座には度々参加させていただいていましたが、今回もとても内容が濃くて楽しかったです。
シナリオの一文一文にこれだけの効果と意味を練り込んであるのか、というのがスライドを見ていてとても興味深く、また色々な縛りを効果的に使っている様もとても参考になりました。
次の講座も受けます。楽しみにしています。

匿名希望 さん(漫画家)
ストーリーは何をおもしろいと感じているのか、がずっと疑問でした。それが迷いになり、ストーリー作りも、作品を見たり読んだりする側としても楽しめなくなっていました。この講座でそのヒントになることをたくさん得られました。まず楽しむという所にもう一度原点回帰し、更にストーリーを作るという事を知りたくなりました。

はおこ さん(店員)
それ、知りたかった。が たくさん詰まってる講座です。

まーしー さん(システムエンジニア・脚本家)
リアルタイムで見られなくてもアーカイブ配信で受講できるので、移動中や仕事、家事の合間などても見られるのがありがたいです。期間中は繰り返し見られるので、もう一度聞きたい部分や復習したい部分など見放題なので大変有意義に活用させていただき、勉強させていただきました。
どんな方でも、きっと自分に合う何かを掴んで、今後に活かせていける講座だと思います。

ジョー さん(事務職)
アイデアを刻んで混ぜたら、あとは魔法をかけて3分待つだけ。大丈夫、魔法の才能があれば――そんなイメージの「面白い物語の作り方」を、現実の設計図と工程へと徹底的に落とし込んでくれる講座です。
 毎週、講座や放送後記を聴くたびに、自分の未熟さに打ちのめされながら受講していました。
 しかし、教わったことをきちんと咀嚼していくことで、誰もが歩ける道が示されていることに気付けました。魔法はないので大変ですが、魔法が使えなくても歩ける道です。
 物語は好きなのにどうすればいいかわからないという方、道に迷っているという方、ぜひ一度お試しあれ。

匿名希望 さん(アニメーター(原画))
私は、仕事ではお話を作らないので最初、物語について知識を深めたいという理由で講座を受講しました。
講座名に“マンガ家のための”とあったので、少し場違いかもしれないと緊張していたのですが、結果としてはマンガを描かない私にも気づきの多い授業でした。
それは、授業がただ知識を得ていくというより三宅さんの私的な経験による感情のうねりや発想に至ったひらめきの過程などを赤裸々に語ってくださるのと、何より三宅さんがワクワクしている姿を目の当たりにしたからだと思います。
一人の鑑賞者として作品を消費していた感覚はもちろん、私の周りにいる人、通り過ぎてしまった人、対立してしまった人、支えてくれた人、これまでの選択、これからの選択など、講座を通じて私の今まで、私のバックストーリーに目を向けさせてもらったと思います。
私はこれだけ持っていたと思えたことで、私の周りの人もたくさんのものを抱えているんだ、一人一人に背景があるという単純なことに思い至り、他者への配慮や眼差しが足りていなかったことにも気づかされました。
作品作りは人間相手の仕事である、それは鑑賞者の方はもちろん、キャラクターを考えていく上でも大切な感覚でキャラクターに血を通わせていくために必要なことを本講座、全体を通じて学べました。
他の受講者さんとも、チャットやQ&A大会を通じて触れ合えるので孤独ではないし、人生のまた、プロフェッショナルとしても大先輩の三宅さんに導かれて受け取る贈り物は受講者さんの数だけある不思議な講座だと思います。

カイヤレ さん(ライター)
講座を聴きながら「なるほど!」と納得と感動の連続でした。気がつくとやる気のエンジンがみなぎり、自分の頭の中のアイデアが形になっていく気持ちよさ。凝り固まった価値観にズガンと響く、クリエイティブに必要なやわらか思考を呼び込む講座でした。

安藤 さん( 映像監督)
色々と三宅先生の脚本講義以外もを受講してきました。他の受講だと、セオリーとか原則、自分の仕事歴での解説などがほとんどですが、三宅先生の「無いものを探す」のではなく「各々の書き手の個人の中にあることを発見していく」という視点にとても感銘と勇気をもらえています。これからもよろしくお願いします。

みむ さん(ライター)
「マンガ家のためのプロット講座 」ベーシックコース、エキスパートコースと、続けて受講させていただきました。

「行き詰ってしまうプロットの打開策を見つける為」というつもりで受講を始めましたが、
打開策は、固くなったところを叩けば出て来るものではなかったんですね。息詰まる前には、前の分岐点に戻り。また、その前に戻り。ドラマ構成の楽しさはそこにあるなと思えました。
初めの頃の「書くというワクワク感」を思い出させてくれる三宅さんの授業には、感謝しかありません。

「あなたの最大の武器は、あなたがあなたであること」 は、ずっと大切にしたい言葉になりました。

三宅さん、吉野さん、これからもよろしくお願いします。

nya-mew さん(マンガ家志望者)
ベーシックコースを経た後エキスパートコースを履修して肌身に実感した三宅先生の最大の教えのひとつは、「主人公を疑え」。ひと通りマンガの形をなす原稿が描けても何かストーリーが薄ぼんやりしていた私にとって、魅力的な主人公を描く事こそが最大の課題、その為の発想をドラスティックに変える魔法の言葉でした。本講座を履修すれば解るそのための手段が、あなたの作品の主人公のみならず、あなたがあなたの人生の主人公になる方法を教えてくれる事でしょう。

プラネット・ママ さん(会社員)
毎講座、観劇と驚きの声が思わず出てしまうほどの内容に出会えます!

匿名希望 さん(イラストレーター、グラフィックデザイナー )
実践的な知識+発想の種がどこに潜んでいるか、心の流れを追って進めてくださる講座。自分の中にある種を見つけに行く時に不安になりそうなとき、支えになってくれます。

ともぞう さん(漫画家)
たとえると……受講前まで自分にとってプロットは、いつ現れるかわからない創作の精霊を延々待つようなものでした。ですが、受講後は精霊を意図的に呼び出して操れるようになりました。そして、以前は精霊待ちのせいで遅れぎみだった〆切りも守れるようになりました。本当に神講座だと思います。受講してよかったです。

鳥生ヘリコ さん(漫画家)
「発想のための企画分析術」から「漫画家のプロット講座ベーシックコース」を経て
「エキスパートコース」を受講しました。
ベーシックコースに比べてより実践的な講座でした。
少し難易度が上がりますが、講座の面白さは相変わらずで、
毎回集中して観させていただきました。
正直、圧倒的な情報量がまだ消化できていません。
これから何度も復習して少しずつ実践で腹落ちさせていきたいと思います。

三宅先生の講座を受けた方ならお気づきかと思いますが、講座自体が物語のようで、
引き込まれて、笑わせてもらって、時には涙して、最後は充実した気持ちで終わる、
そんな講座でした。(授業の構造を分析するのも面白いかなと思いました。)
エキスパートコースからでも受講できますが、やはりベーシックコースから受けた方が
頭に入ってきやすのではないかと思います。
三宅先生の講座は(ベーシックコースも含め)完全な初心者向けというよりも、
何作かお話作りをしたことがある方向けかなと思います。

ネーム作りに詰まった時にも、
頭を切り替えて代替案をすぐ考えることにも抵抗がかなりなくなったように思います。

物語づくりに悩んだり、編集さんとのやり取りで悩んだり、
自分のやりたいことが見えなくなったりした経験がある方なら
何かしらの気づきが必ず得られる講座だと思います。

とんちき さん(広告漫画家)
漫画家のためのプロット講座ベーシックコースに続き、エキスパートコースを受講させて頂きました。
ベーシックで基礎的な知識を詰め込んだ上での、エキスパートコースはとても実践的な内容でした。
特に勉強になったのが、三宅先生の「ひらめきのプロセス・思考の流れ」を順を追って教えて頂けたことです。
これは今まで読んだ脚本の指南書、漫画の描き方本の中に全くなく、しかし1番知りたい部分でした。

講座と並行して作り始めた物語もプロットでしっかり直すことによってお話の軸が定まり、ネームにするときにとても楽しく描くことができました。
今までで1番時間をかけて作ったお話となり、自分にとって大切な存在になっています。
色々と課題もあるのですが、これから原稿に作画するのがとても楽しみです!

講座はアーカイブ期間に何度も繰り返し復習出来るので、とても助かりました。
三宅先生のお話は聞いているととても心地よく、アーカイブと放送後期を毎日家事の時間などにラジオ感覚で聴き流しをするのも楽しみのひとつになっていました。(笑)

楽しい時間が終わってしまうのは寂しいですが、これから自分で筋トレを習慣化させて、たくさんの物語を生み出したいです。
また別の機会にお話しが聞けるのを楽しみにしております。
ありがとうございました!

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