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灯す未来


【音楽を魅せられて】を始めてひと月が経ちました。

フォロワーさんがひと月で100人くらい増えました。フォローしてくれた方、本当にありがとうございます。

それが早いのか遅いのかはわかりませんが、こういう企画活動は数をこなすというよりもちゃんと一人一人にしっかり届いてないと趣旨に反すると思っていますので、これからも自分の速度で活動して、良いものをちゃんと作りたいと思ってます。

まだまだ未熟者の僕ですが、これからもよろしくお願いします。




今回はその話の続きになりますが、「企画を発信する」ということに関してのお話をしたいと思います。

初めにお礼の挨拶をさせて頂きましたが、ここからが本題になります。



僕はこの企画を通して「音楽と、音楽を聴いている人」の魅力を発信したいと強く思って活動してます。

企画をするということはすなわち「意思を持って周りに自身のしていることを発信する。」ということになります。

人が好きなものを発信する時の気持ちには意外と濁りがないような気がしていて。純粋に「好き」とか「感動」を他の人にも知ってほしいという意思の元で作られた事にはよそよそしさがないので、込められた想いや熱意がまっすぐ伝わってくる。

そう思うようになったのは今回撮影させていただいたえりさんのおかげです。


えりさんは普段から「自身が心を打たれたアーティストを色んな人に知ってほしい」という思いを提げてライブ企画を立ち上げる活動をしています。

つまりは僕と同じで、「意思を持って発信する」という立ち位置にいる人です。

そんな企画者さんが一体何に楽しみを見出しているのかについてのお話をたくさんさせて頂きました。本当に濃い時間でした。



■えりさんが初めて企画をした時のフライヤー■



以前からえりさんの活動自体は知っていたのですが、しっかりと話したことは無いまま撮影を迎えました。

えりさんがInstagramで写真と一緒に綴られている言葉に胸を打たれることが多くて。中には自分の考えと似ているなと思うことも沢山あったので、会うのをすごく楽しみにしていたんです。


本当に純粋に自分が大好きなアーティストを知ってほしい。
そのために動いている人なんだろうなという印象を強く受けました。


音楽を聴いてる人はそれぞれの想いをガソリンにして動いている人が多い気がします。
想いは人の一番の純真なので、やっぱり音楽を聴いている人は素敵だなと再確認しました。


そんなえりさんの活動の原点にはとあるロックバンドの存在がありました。

泥臭くても、たとえ綺麗じゃなくても、真っ直ぐ心臓に届くロックンロール。





▷今日は本当にありがとうございます。ではまず、これまでの人生で思い入れのある一曲を教えてください。


「一曲なら絶対BAN’S ENCOUNTERLAMPです。



当時の自分の心境に言葉一つ一つが、
がっちりハマってもう一瞬で心打たれました。
一言で言うと"衝撃"でした。


誰しも進めない自分が居て、もがいてやるせ無い気持ちになる時があると思うんですけど。
バンズの曲たちはどの曲も真っ直ぐ過ぎるくらい真っ直ぐで、等身大で、自分に寄り添ってくれるような曲たちばかりなんです。

歌詞の一つ一つの言葉に温かみを感じて、いつも聴く度に心臓が"ギュッ"となる。
少しでも気を緩めると気持ちが溢れ出しそうになるので、いつもそれを堪えながら聴いています。
自分が迷った時、心が緩んでる時は特に聴いていて、気持ちの再確認だったり靴紐を結び直す感覚になります。いつでも初心を思い出させてくれます。

自分自身と向き合っていく中で、落ち込んでいてもバンズの曲を聴けば。
最終的には背中を押される感覚になりますね。


心にグッとくる。
是非生で見て欲しいバンドです。


▷なるほど、BAN'S ENCOUNTERがきっかけで色んなことに挑戦してみようと思ったわけですね?

「そうですね、ライブ企画を始めようと思った時にBAN'S ENCOUTERと出会って、衝撃を受け、私みたいに救われる人が絶対もっといるはず。もっと色んな人に知って欲しい、拡まってほしい。と強く思って、絶対オファーしたいと思いましたね。


2年前、友達と一緒に企画を組んだ時が人生で初めての企画で、その時にBAN’S ENCOUNTERをACTに呼んだことが忘れられなくて、思い出すと今でも胸がいっぱいになります。


北海道で企画をやっている人にお世話になっていろいろ教えてもらって、道外のBAN’S ENCOUNTERのライブを見にいった時に思い切ってオファーしてみたらOKをもらって。
自分が一番影響を受けたバンドだったので呼べたことが本当に嬉しかったです。

あとは一緒に動いた友達がいたんですけど、その人と一緒に作り上げた一日だったっていうのも大きかったです。

企画をやるからにはちゃんと利益を出したいと思うけど、そういった自分の気持ちが伝わって実現できることの楽しさを知ると、やっぱりお金以上のものを経験できているなぁという気持ちになります。

もちろん企画自体をもっともっといいものにしていくために自分自身も成長していきたいなと思ってます!」





▷お話ししてて、えりさんは凄く自身に対してのベクトルが強いなと感じました。成長欲みたいなものがひしひし伝わってきて、素直に尊敬します。


「確かに常にプラスになるような事を意識して生活はしてる気がします。

何もしてない時間を過ごしてると不安になることがたまにあって、それが嫌だからなのもあるけどやっぱり自分がプラスに思える事をしたいし、そういう人と一緒にいたい気持ちは強いかもしれない。

あと、マイナスに感じることでもちゃんと意味があることなら向き合おうと思ってます。自分が頑張ることで最終的にプラスに変わるなって思うことであるなら頑張るし、いつかそんなこともあったなって最後に笑えるのが良いんじゃないかなって思います。」



▷最後に、今後のシーンがどうなったらいいなっていう意見をひとりの音楽ファンの言葉として教えてください。


「まず、しっかり対応することは大切なんじゃないかなって思います!

"対応する"っていうのは、
コロナに対応する。時代に対応する。っていう自分が置かれている環境に適応していく意味で。


ライブハウスでの有観客ライブにこだわるバンドも沢山いるのは知ってるけど、私は配信ライブっていう選択肢もありだと思ってて、むしろ配信ライブだからこその魅せ方も面白いなって思ってるから。沢山考えて適応するっていう努力はこれからもしていきたいなって思います。

あと音楽だけの話じゃなくて、コロナそのものに関しての話をすると。

今、日本にワクチンが来てる、私は打とうと思ってます。
副反応があるっていう話が結構あるけど、でも現状打たないと何も変わらないので。

以前のライブシーンに戻る為にっていうだけじゃなく、今後の生活のためにもワクチンは自分にとってはプラスの選択肢だなって思ってます!

一つのことに対して芯を持つことも大切で、私もともと頭が硬いタイプだったんですけど。
あるきっかけがあってからは考え方が拡がって。
変わることを恐れていたり、今までやってきたやり方を変えてくことが単純にめんどくさかったり。で、安全策みたいなのをとっていたんですけど、頭を硬くし過ぎず柔軟に考えることも大切だな。って思えるようになりましたね。
実際に変えてからの方が楽なことがありましたし。

最後に、言葉を考えすぎると伝えることが難しいけど、1人でも多くの方にバンズの魅力や音楽の魅力が伝わっていたら嬉しいです。

そしてこれを読んでくださっている方の何かのきっかけになっていれば嬉しいです。」


”信じたいものを信じたい。
そんな僕のまま生きていこう
今、目に写る全てが僕の答えだと思う。”
BAN’S ENCOUNTER / LAMP



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