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髪色の変化は心の変化

40歳になり、記念に金髪にしてみました。人生初ブリーチ。施術中、10年以上担当してくださってる美容師さんが、ぼそりと。

「河村さんの髪をブリーチする日が来るとは思いませんでしたよ…」

俺もだよ!人生でブリーチするとは思わなかったよ!!

彼に切り出してもらったのは20代後半。その時、金髪にするなんて絶対あり得ない選択肢で、チラとすら考えないようなことでした。全力でNO。恐ろしいような感じ。が。

街を歩いてて、伸びかけた黒と金のコントラストが綺麗だな、と金髪のお兄さんを見たのがきっかけ。で、そのきっかけを膨らませて深く考えずに体験してみようと動くようになったのは、やっぱりいま、10年前とは違う今の心持ちだから。

けっして、ほんとうにカッコよくはなってないし、なんなら違和感マシマシですがそれでもやってみたかった。やってみて今日、こんなもんかぁとちょっとした落胆と、違和感がすげぇとわきゃわきゃする感じを行ったり来たりしてます。

慣用句のように言われる、女性が失恋をして髪を切るように(真偽不明)、髪をいじることは心の変化を現す一番身近な儀式だと思います。

わたしの変化は、恐れとすこし共にいれるようになったこと、内在した社会の目より自分の欲望をすこし優先するようになったこと、すこし身軽になったこと。

この金髪は、そういった心の変化が現れたんだと思います。なので、しばらくは違和感ありありモンチッチのような金髪を愉しもうと思います。

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