人から機械に置き換わる日ー10年後の予測
筆者は10年後には
店の形が大きく変わる(逆に言うと変われないところは生き残れない)
とみています。
日本人が集まらなくなって外国人を入れるも、それも早晩限界に来る。
世界の国が発展していちいち外国に来なくてもよくなるので。
しかも、給料が安いとなると誰が来るのか。
そうなると
「サービス水準を落としてでも機械化する」
というソリューションしか残されない。
それができないところは経営ができなくなってくる。
ロボット(もしかしたら障がい者や高齢者などが遠隔操作する形になるかも)に接客される時代も来るかもしれない。
高齢者への対応について
人手的に全員を日本で介護するのはもう無理でしょう。
そこで考えられるのは
「介護施設自体を新興国に作ってしまう」
新興国と条約を交わして日本人用の介護施設を現地に作る
→現地の人を雇う
→要介護者を送り込む
日本の介護施設に外国人を連れてくるよりは人手の確保が可能。
要介護者は、身寄りがない人からはじまり、金を出せない家庭くらいまでは広がると思います。
ひとたび崩壊してしまえば、それくらいしか手段がなくなる。
日本で介護を受けることは高級品になるでしょうね。
あと、安楽死制度もいずれ可決されるのではないかと思っています。
(高齢者に限定する形になると思う)
「年金を下げる」よりはまだ有権者層に理解される可能性が高い。
反対層は当然出るでしょうが。
いままで「表」のメディアで安楽死が特集されることはほとんどなかった。
されるのはネットメディアか個人のサイトなどが多かった。
それがN●Kで特集された。このことは、
「近い将来の課題として検討され始めた」と受け取ってもいいかもしれないと考えている。
いわゆる「観測気球的」飛ばし記事と似たような役割ということ。その記事にどういう反応がされるかで次の動きの検討にする的なあれ。
ホワイトカラーへの需要は減ると思う
逆に、需要が減ると思われるのは文系ホワイトカラー。
大手企業が少しずつリストラを始めている。
買収した介護事業に左遷した会社もある。
外国でも、今年になって、ホワイトカラー移民への需要が減り、
滞在資格が得られにくくなっている国がいくつかあるようだ。
結果を出せないホワイトカラーは切られていくか、現場作業に移動させられる時代が来るのでしょう。
やばいのは、底辺の男性大卒。
年を取ってそうなってから肉体労働に移るのは困難だからだ。
(なので「大卒で活躍できそうな気質か」は大学進学を考えるうえで最も大切)
ホワイトカラーは十分な人手(ブラック企業を除く)
ブルーカラー+接客は人手不足
というミスマッチ。
ほしいのは後者なのに、大学進学率が高まることで集まりにくくなる。
機械化で仕事を奪われるのも、高卒ではなく中途半端な大卒の可能性が高い。
(肉体労働に近いドサ周りができるならまだ何とかなりそうだが)
大卒でもずっとホワイトカラーにいられる時代ではなくなるかもしれない。
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