望まない状況の中にも肯定的な意図がある
今回は望まない状況の中にも肯定的な意図があるという話をさせていただきます。
すべての行動には何かしらの肯定的な意図が含まれています。
「やめたいな」
「変えたいな」
そう思う行動にもプラスの面が何かあるから続けてしまいます。
このプラス面を二次利得と言ったりします。
望まない行動や状況を変えるヒントは、このプラスになっている面をきちんと見つめることにありそうです。
その行動をやめたり状況を変えたりしても、そのプラス面は残るようにすることがポイントです。
例えば、小さな家に住んでいる家族がいたとします。
狭い家なので、もっと大きな家に住みたいという希望があります。
1人ずつの部屋がほしいと思っています。
でも現状の中にはプラス面が含まれています。
狭い家ですが、家族が一緒にいる時間が多くてコミュニケーションが良く取れているなどです。
それによって今の生活のままでも良いかなという意識がどこかにあります。
それが念願の大きな家に家族で住むことができたとします。
しばらくすると家族関係が希薄になってしまうなどのように。
プラス面だった「家族が一緒にいる時間が多い」というのが失われているからです。
1人1人の部屋があったとしても、家族みんなで過ごす時間を設けるなどのプラス面を維持することが大事な例です。
現状を変えたいと思ってもそこにとどまってしまいがちです。
肯定的な意図を見つめて現状が変わってもそれを維持できるようにすると変われるかもしれません。
今回はすべての行動には何かしらの肯定的な意図があり、それをどう活かすかを考えるという話をさせていただきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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