見出し画像

不登校のままの卒業


中2の二学期から不登校になり、
いろいろな思いを乗り越えて、
いろんな期待を胸にしまいながら、
息子の行く末を見守ってきました。

中3の二学期中に
高校へ行く意思が見られて、
進路を決定。

私立専願を受けたけど、不合格。

不合格に追い討ちをかけるように、
息子が腎臓機能低下していることがわかり、
1週間の検査入院。

退院してからは、再び無気力になりかけていたけど、
その無気力ながらも、
もがいている中でも本人なりに頑張っていて、
次の高校決めや、
願書書き、別室登校をしています。

本人はストレスがたまり、
家ではイライラ。

それでも、頑張っている。

きっと、自分の居場所、受け入れてくれる高校があった!と、
期待に胸を膨らませ、頑張ったけれど、
今期は定員以上の希望者で、結局は書類選考で不合格を受けて、
今まで学校に行かなかった自分への悔い、
その結果の今の自分の姿、病気のため服用している薬による副作用、
全てがぐちゃぐちゃにあの子の中でうごめいている。

でも、なんとか前を向いていこうともしてる。

来週は卒業式。

本式には出ずに、校長室での個別式を選んだ息子。

卒業間際に、別室登校できてよかった。
ヘルメットかぶって、ジャージ着て、
リュック背負って、自転車こいでく姿はもう諦めていたから。。。
素直に私は嬉しかった。
卒業までの、たった数回のみやけど。

息子も、私も苦しんだ。
乗り越えては、また苦しんで。。。
その繰り返しの中でも、1ミリずつでも
進んで来れた。

胸を張って、
堂々と卒業しよう。

息子の人生は、まだ始まって15年。

まだ始まったばかりや。


この2年間は、正直、
私が望む事は、見事に真逆の事ばかりが起きて。
また、こうやって前向きになると、決まってガツン‼︎!と
殴られる出来事が起きて。
フリダシへと戻されて。。。。
息子の幸せを願うことが怖くなったりもした。

乗り越えても乗り越えても
笑い話にできる日が見えなくて。

どんだけ強靭な心を持つ私でも
折れ続けた心の修復もできそうになくて。。。。
それでも負けずに必ず復活して。。。。

復活!!と思ったら
すぐにベキっと折られて。


そんな感覚で特にこの2年間は生きてきた。




十分苦しんだ。
人生を何度も諦めたくなった。
人生を終わりにしたくもなった。

息子が生まれてからは
この子の為に生きる!
と決めたけど。。。

結局は
再び、人生終わりにしたくなったりもした。

この先もこのループから抜け出せないかもしれない。

個別卒業式も、また何かに邪魔されて、阻まれて、出れないかもしれない。
最悪な日になるかもしれない。

でも。。。。。。

それでもいいさ。

うん。


私は 最強やから。

本来の私を取り戻した時。

覚悟しとけ。









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?