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相手の話を聞くときに自分の体の向きを意識しよう

今回は相手の話を聞くときに自分の体の向きを意識しましょうという話です。

話す側としては自分の話を聞いてもらえていると感じて安心して話したいものです。

その時に聞く側の体の向け方がとても大事です。
どのように体を向けたらよいのかお話しします。

話をしている時に聞いている人がそっぽを向いていると、ちゃんと聞いてもらえていないと不安になってきますよね。

よく頭だけとか、目線だけが話している人に向いていて、体は別の方を向いているなんてこともありますよね。
それだとやっぱり聞いてもらえている感じがしません。

それでは、体をどのように向けたらよいのか。

自分のお腹を話している相手の方に向けましょう。

これで相手は安心して心を開いて話してくれます。


どうしてかというと、人のお腹には生命にとって重要な臓器が詰まっていますよね。
その重要な部分を見せることで「私は無防備です、無抵抗です」というアピールになります。
それによって相手は「敵ではない」と思って安心します。

太古の昔から人はそうやって敵か味方かを見分けてきたので、今でも脳が反応するようになっています。

よく猫がごろんとお腹を見せていることがあります。
飼い主に安心しきって無防備な状態になっています。
あれも同じことです。


お腹を相手に向けると書きましたが、もう少し具体的には、「おへそを向ける」イメージです。
おへそを相手に向けることでちょうど自分の方に体を向けて聞いてくれているという印象を与えます。

話し手の中には緊張しやすい方もいます。
そういう方にとっては、真正面から見つめられるとつらいかもしれませんね。

その場合は、少しだけお尻をずらしておなかを向けるくらいがちょうどよいです。


私が普段意識している場面は、職場の朝のミーティングの時です。
数名のチームですが、リーダーが話している時、メンバーはみんな自分のデスクのPC画面を見ながら話を聞いています。
それだと、リーダーが話しにくいだろうなと思います。

そこで私だけが椅子をくるっと回転させてリーダーの方に自分のおへそを向けて聞いています。
手元の資料やスケジュールに目を落としてはいますが、体の向きは話しているリーダーに向けています。
たまに視線を上げてリーダーの方を見ると、高確率で視線が合うので、リーダーも私の方に向けて話していることがわかります。

この人だけはちゃんと自分の話をいつも聞いてくれると、リーダーが意識的にでも無意識的にでも思っているといいですけどね。


今回は相手の話を聞くときは、自分のおへそを向けると、安心して話してもらえますよ、という話をしました。

相手との信頼関係を築くには話の聞き方が大事ですが、その時の体の向け方もとても重要です。
無意識に体が動いてしまうものです。
この人の話を聞きたいというときは自然に体を向けて、本当は聞きたくないという気持ちがあると顔は向けていても体は向いていないなんてことがあります。

相手との信頼関係を築くために体の向きを少し意識して話を聞いてみてはいかがでしょうか



最後までお読みいただきありがとうございました。


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