相手の不快のサインに気づこう「腕組み」
会話の途中で自分に悪気はないのについ相手を不快な状態にさせてしまうことがあります。
すぐに気がついて改善できたら良いですが、気がつかずにそのままの会話を続けてしまうこともあります。
今回は会話中のわかりやすい相手の不快サインを一つ紹介します。
すぐわかるので意識してみていただけたらと思います。
会話中の相手の不快サイン、それは腕組みです。
わかりやすいですよね。
相手があなたとの会話中に腕組みをしたら、その話の内容は相手を不快にさせていないか、気にしてみましょう。
心理学的に自分の体の一部を触るというのは、不安や不満があるときと考えられています。
不安や不満の感情を鎮めようとして無意識に自分の体に触れるのです。
誰かとの会話の最中で相手が腕組みをし始めたシーンは、あなたにもあると思います。
そのときの相手は固い表情をしていませんか?
もし会話の最中に相手が腕組みをしたら、不快のサインかもしれません。
そんなときは、なにが気に入らないのか、いち早く気づいて改善しましょう。
腕組みには他の意味もあります。
一つは防衛です。
警戒心があって自分を守るように体の前に腕を組みます。
警戒しているのだなと感じられたら、なるべくリラックスしてもらえるような話をしましょう。
腕組みのもう一つの意味は、何かを考えている状態です。
自分の中で考えごとをしている状態、内部対話のような状態です。
この場合は不快のサインではなくて、今考えごとをしているということです。
これは自分が考えごとをしている時にも腕組みをしがちになるということに注意が必要です。
というのは述べてきたように腕組みは相手から見ると、不快や防衛に受け取られる可能性があるからです。
自分にはそのつもりはないのに相手に不快メッセージとして送ってしまっているということです。
しかも、人には目の前の人の動作を無意識に鏡のように真似てしまう脳の習性があります。
相手も無意識に腕組みを始めて、気持ちまで防衛的になってしまうことがあります。
会話の最中に相手が腕組みをしたら、不快のサインかもしれないのでいち早く気づいて改善しましょう。
また自分の腕組みに気がついたら、すぐに解きましょう。
そんな話でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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