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大きなリアクションで話を聞けばとりあえずOK

相手の話を聞くときにあいづちをうまく打ったり、上手な質問をすると相手が気持ちよく話してくれます。
ただこれはそんなに簡単ではありません。

できなくても大丈夫です。
もう少し簡単な方法があるので紹介します。


それは聞いているほうはリアクションだけでいいというものです。

まずはリアクションだけでOKです。
それも大きなリアクションをするようにします。

手をたたく、表情を変える、驚く、笑う

お笑い芸人さんが相手の話を聞くときによくやっていますよね。
お笑い芸人さんというのは本当に話を聞いて会話を盛り上げるのが上手ですよね。

言葉であれこれ言わなくても身振りや表情で気持ちを伝えると、聞いてもらえていると安心して話します。

大きなリアクションをすることは自分自身への暗示にもなります。
面白くない話だったとしても、大きくリアクションをしていると、脳が「楽しい」と受け取ってだんだん楽しくなってきます

実験でもあるようです。
面白くない話を意識的に笑顔を作って聞いた場合と、無表情で聞いた場合。
笑顔で聞いた方が相手は楽しく話ができたという結果でした。
一方で当然ですが無表情で聞かれた場合に相手は楽しく感じられなかったそうです。

ここまではなんとなく想像できますよね。
ただし驚くのはここからです。

話を聞いていた方にも影響があったそうです。
笑顔で聞いていた人は、会話を振り返ると実際に楽しく感じられたというのです。

笑顔でマンガを読むという実験もあります。
意識的に笑顔を作ってマンガを読んだ人とそうでないと人を比べたら、笑顔の人の方がマンガを面白く読めたという感想だったそうです。


アメリカの心理学者ウィリアム・ジェームズの有名な言葉で
「人は、悲しいから泣くのではない、泣くから悲しいのである」というのがあります。

ある感情があって、それからそれに見合った行動が起きると考えるのではなくて
まず先に行動して、それからそれに見合った感情になるという考えです。


会話で考えると、聞く側が楽しいと思って聞いていると、本当に楽しくなってくる。
当然話す側も楽しくなってくる。
そのためには難しいあいづちや質問をしなくても、大きなリアクションをすればOK。

そういった話でした。

大きなリアクションをしながら話を聞いてみる。
話し手も聞き手も楽しくなるのだったら、試してみたいですよね。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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