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‌伸‌び‌る‌商‌売‌の‌秘‌訣‌と‌は!?‌商‌売‌に‌人‌の‌無‌意‌識‌を‌利‌用‌す‌る‌~‌マインドフロー‌編‌~‌ ‌

こ‌ん‌ば‌ん‌は、‌芝‌本‌で‌す。

このシリーズで記事を執筆するのも3回目になりました。
タイトルの通り、今回の記事も「人の無意識を利用して商売に活かす」ような内容になっています。

今回のテーマである「マインドフロー」は、人が行動に移るまでに辿る無意識を段階分けして、それぞれの段階に対して適切なアプローチをすれば売り上げに繋がるという考え方です。

これまで同シリーズで2記事書きましたが、今回の記事がビジネスの最前線で戦うビジネスパーソン、特に営業マンにオススメの内容になっています。

この記事を見て『商売を成長させた』だったり『営業成績が上がった』なんて人が一人でも増えれば嬉しいなと思います。

【カラーイメージ編】

【初頭効果編】

消費者が無意識にたどる心理段階「マインドフロー」

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導入文でも紹介した通り、「マインドフロー」は人が行動に移るまでの心理的な段階分けの事です。

『これが「マインドフロー」だ!』といった決まった形ではなく、「数段階に分類してみよう」という考え方で、ネットで検索すれば色んな種類の「マインドフロー」が見つかりますし、簡単に自分で作ることもできます。

例えば、出社する「マインドフロー」を考えた時に、次の4段階を設定したとします。

①起きる(現状を知る)
②二度寝したい自分と戦う(複数候補の中から行動を選択する)
③準備をし始める(行動を選択し実行する)
④会社に到着する(行動を完遂する)

上記の事例で「遅刻した!」という時に、寝坊したなら①が原因ですね。
その場合は「目覚まし時計を購入する、増やす」等の対策が考えられますし、「二度寝してしまった!」なら②が原因で、「寝る前のブルーライトを極力カットすることで睡眠の質を上げる」などの対策が考えられます。

状態を細かく分けることで、効果的な対策を取れるのが「マインドフロー」という考え方のメリットなんですね。

代表的な「マインドフロー」紹介

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僕も今回記事を書くにあたって、いくつか「マインドフロー」を調べてみました。商売に関する「マインドフロー」でよく見かけたのは、次の7段階の「マインドフロー」でした。

例としてゴールドジムの入会に至る具体例もカッコ付きで記載しますね。

人が購入に至る7段階の「マインドフロー」

①注意(ゴールドジムを知る)
②興味(ボディメイクに興味を持つ)
③連想(ジムとボディメイクが結びつく)
④欲望(ゴールドジムに行ってみたいと思う)
⑤比較(他のジムと料金や効果性を比較検討する)
⑥確信(ゴールドジムが最も条件が良いと確信する)
⑦決断(実際に申し込む)

SNSなどを駆使した広告戦略で①注意~④欲望を伝えたり、
サービス比較のために資料請求されたところに営業マンを送り込んだり、
飛び込み営業で既に④欲望ぐらいまで進んでいる潜在顧客を引き寄せたり。

いろんな商売の形をこの「マインドフロー」に当てはめる事ができ、課題となっている段階を明確にすることで効果的な対策を取ることができます。

営業活動や商売に活かす具体的な行動とは?

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なんとなく「マインドフロー」の考え方は分かりましたか?

実際に実績を変えるためには、この「マインドフロー」を「行動」に変える必要がありますよね。では、「マインドフロー」を「行動」に移すとすると、どんなパターンが考えられるんでしょうか。

例えば営業職の方であれば、まず顧客がどの段階なのかを把握することが大事ですよね。先ほど例に挙げた飛び込み営業であれば、見込み客の段階が①注意の事がほとんどで、②興味以降だったらラッキーという感じですね。

飛び込みや電話営業での概要説明で、②興味の段階にいる見込み客に対して、③連想や④欲望に進むきっかけを作ることが出来れば、売り上げに繋がるのが「マインドフロー」の考え方です。

営業トークの中に同業他社の事例なんかを入れると、よりメリットが伝わりそうですよね。

次にこれから事業を立ち上げる場合。
まず、母数が十分かどうかが重要になります。①注意の段階の人が少ないと、それ以降の段階に進む人も当然少ないですよね。②興味の段階については、ゴールドジムの例が分かりやすいですが、新しいサービスよりも既にあるサービスの方が興味を持たれやすく有利です。

まだ誰も試したことがない新感覚ジュースの店舗と言われてもピンと来ませんが、新感覚タピオカの店舗と聞くとイメージしやすいですよね。

後は、SWOT分析等を駆使して自社の強味を探す事で⑤比較を乗り切り、営業や店舗で決断を引き出すことで売り上げに繋がるという流れです。

個々の対策は聞いたことがあるものが多いですが、体系的に整理されていると現状の課題を把握したり、具体的な改善策を考えたりできますね。

旅をする際に「目的地までの地図を得た」とかそんな感覚かもです。

まとめ

ビジネスにおける考え方や分析方法はたくさんの種類があると思います。どの方法も納得する点が多く、実践したら効果的だと感じます。

考え方を知ることで、自分の現状を把握して、適切な対策を取れるのが魅力的なポイントだと思っています。その反面、考え方を知るだけでは現状は変わらないのも事実です。

僕自身、考え方を知るだけでなく実践して数字につなげていきます。

本‌日‌は‌こ‌こ‌ま‌で。‌ ‌
最‌後‌ま‌で‌お‌読‌み‌い‌た‌だ‌き‌ま‌し‌て、‌あ‌り‌が‌と‌う‌ご‌ざ‌い‌ま‌す。

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