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C to Cというビジネスモデルの2つの大きな魅力について

こんばんは、芝本です。

今回の記事はC to Cについての記事を書きます。
個人的な印象だと、B to Bとか、B to Cとかの用語は、知っている人がほとんどなのかなと思っています。C to C(個人間取引)も類似した言葉ですし、メルカリやクラウドワークスなんていう具体的なサービスも多くの人に知られていますよね。

そんな状況ですが、日本ってまだまだ 「C to Cビジネス後進国」だっていう話を聞いたので、改めて調べてみました。

自分で稼ぐ力を身に付けていく必要がある今の世の中。個人で収益を得るビジネス形態のC to Cに興味がある人も多いと思うので、詳しく見ていきます。

そもそもB to BとかC to Cってなに?

一言でいうと、売り手と買い手の関係性です。
B:Business(ビジネス/企業)
C:Customer(カスタマー/消費者)

B to Bだと企業から企業のビジネスなので、「部品工場(企業)で作った部品を機械メーカー(企業)に売る」などが分かりやすい例かな思います。
B to Cは企業から顧客のビジネスなので、「コンビニ(企業)が陳列している商品を私たち(消費者)が買う」などですね。買い手が企業から消費者に置き換わっています。

では C to Cとは?
冒頭でも例に挙げたメルカリが分かりやすい例ですね。フリマアプリとも呼ばれているメルカリは、企業がネット上でフリーマーケットのような出品も購入も自由にできる場所を提供しています。
なのでここでの取引は、出品者(消費者)が出品した商品を、購入者(消費者)が買うという事になります。このビジネスモデルが業界に大きな影響を与えたため、C to Cという言葉が大きく取り上げられることになりました。

C to Cというビジネスモデルの2つの大きな魅力とは?

C to Cが今までのビジネスモデルと決定的に違う点は次の2つです。
一つはサービスの多様性で、二つは低価格です。

一つ目の魅力であるサービスの多様性は、メルカリの出品数がわかりやすいです。

メルカリは2013年の7月にサービスを開始し、2020年12月27日までの累計出品数20億品だそうで、月間1,755万人が利用しているサービスです。

一般企業で20億品目の商品を取り扱っている企業なんて聞いたことがないですよね。

単純に月間利用者の半分が出品者だと仮定すると、約880万人が毎月出品しているって事になります。それだけいれば、「自分がまさに求めているもの」を出品していてもおかしくないですよね。

二つ目の魅力が低価格です。
基本的にC to Cで取引される商品の方が安価に手に入ります。それは出品側にコストが掛かっていないからです。

これもメルカリを例に説明していきます。
まず、個人の出品物の多くが使用済みを出品しています。もちろん未開封の商品も出品されていますが、正規品の値段よりは落として出品されることがほとんどです。

だから購入側は、新品やアフターフォローにこだわらないのであれば、安く商品を手に入れられるという事ですね。

出品側からみるとこういう理屈です。出品される商品は元々自分で使っていたか使おうと考えていた物です。

そもそも利益をあげるために購入したわけではないので、仕入れ値より安く出品するのが普通です。

さらに、企業と比べて経費が掛かっていない事も低価格の理由です。
企業が何か商品を売るとなると、材料費に加えて、人件費、設備維持費、広告宣伝費などさまざまな経費が発生しています。

メルカリと同じような中古品を扱うB to C企業でいうとブックオフなどが有名ですね。ブックオフは中古品を扱っているB to Cのビジネスモデルです。メルカリ同様使用済みの商品を扱うビジネスですが、店舗の土地代がかかっていたり、人件費や広告宣伝費が発生してしまいます。

これらの経費はC to Cであればかかりません。

消費者ひとりひとりが求める細かなニーズに対応できる。商品の金額以外に余計な経費がかからないため、コストを抑えて流通できる。

これが、C to Cの強味ですね。

C to Cがなぜ私たちに重要なのか?

じゃあ、C to Cを使うと私たちにどんなメリットがあるのか。

ボクは、自分で稼ぐ力を付ける事が重要だとさまざまな記事でアウトプットしてきました。C to Cはお金を稼ぐ事ができる手段の一つで、しかもとても簡単に始められます。

オンライン上で、在宅ワーカーと仕事発注者のマッチング、業務の遂行、報酬の支払いまでを一括で行うサービス等を提供しているクラウドワークスなども有名なC to Cビジネスの一つです。

出品者や購入者が企業の事もあれば、個人事業としてされている事もありますが、とても簡単に出品や依頼ができるサイトです。

もちろん、提供できるスキルの熟練度や分野にも影響されますが、クラウドワークスでの収入を増やして脱サラしたなんて記事も作成されています。

複数の収入の柱を作りたい場合、検討する価値はありそうですよね。

C to Cの影響

あと、C to Cについて紹介したいと思った理由が、今後の日本のビジネスモデルが変わるかもしれないと思ったからです。

C to Cは最新のトレンドってわけではありません。
先ほど例にあげたメルカリは2013年からサービスを開始しています。

C to Cって今更話題にあげるテーマ?って思う方もいるかもしれませんが、海外に目を向けてみると日本ってまだまだC to Cが広がる余地があるんじゃないかなって感じます。

最近は流行り病の影響もあってすっかりおなじみのUber Eatsですが、この会社は海外で様々なC to C事業を立ちあげています。

まとめ

本日はC to Cについて記事を書きました。

日本はまだまだ「C to C後進国」で、もし今後海外のC to Cビジネスが日本に上陸すれば大きく影響を受ける業界もあるかもしれません。

一方でそんなC to C ビジネスをうまく使うことで、自分の収入を増やす手段とすることも可能です。

将来が不安だ、なのか。これからの変化が楽しみだ、なのか。
今、準備をしているかどうかでこれからの変化に対するとらえ方や結果が変わるんじゃないかなと思います。

本日はここまで。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

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