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公認心理師が精神科医を目指した理由

はじめに

 この記事に関心を抱いて下さっている方は,「臨床心理士/公認心理師をしているが(あるいは臨床心理大学院に通っているが)
,精神科医になる道もあるかもしれない」と考えている方でしょうか?

 
 私自身は公認心理師として大学病院やクリニックで働く中で,精神科医になりたい気持ちが強くなり,「医学部学士編入試験」に挑戦しました。
 そして,半年間の勉強を経て国立の医学部に編入し,現在医大生としてセカンドキャリアの道半ばです。

 「精神科医になりたいなあ」と考えたことのある,あるいは今現在も考え中の心理職の方は結構多い感覚を持っています。とは言え,医学部に入ることのハードルは中々高いため,実際に行動に移した人は稀有だと思います。   
 そこで,自分の思考の整理も含めて,公認心理師から精神科医を目指すに至った理由についてお話してみたいと思います。
 どうやって医学部に編入したのか,その勉強方法などについては別の記事で詳細に記載しましたので,もしよければそちらも参考にしてください。

心理の世界から医学の世界を目指すに至った理由

 以下4つの観点から簡潔にお話しようと思います。

  1. やりたいこと

  2. 支援の幅

  3. 立場や責任

  4. お金

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