「一番好き」には価値がある。好きな店共有プラットフォームをつくる
こんにちは。最近、鶯谷にある日本最古の居酒屋に行ってきたウエハラ シンペイです。鶯谷、良い町ですね。
自分のほしいアプリを自分で作ろうと考えて始めてから約1ヶ月。ぼんやりしていたものをここで一度記事にして言語化してみようと思います。
僕がほしいアプリとは何か?
自分の好きなもの一つに知らない街での飲み歩きっていうのがあって、お店もそうなんですが、その土地にある文化というか商店街を歩いたり銭湯行ったり居酒屋をハシゴして常連を会話したりと、自分が知らない暮らしの中での生活の疑似体験する感覚が楽しいんですよね。後輩の地元の茅ヶ崎行ったり、昼の巣鴨で爺さん婆さんのみのスナックで一緒にカラオケしたりとか。
その中で新しいエリアに行くきっかけとしてよくする質問があります。
「人生で一番好きな店教えて」
おすすめではなく一番。これを聞くことで相手はすごく困るんですけど、結構悩んで出てきた店には味だったり、店や店員の雰囲気だったり、個人的な思い出だったりとそれなりの理由やストーリー、熱量があってそれを聞くだけでワクワクできるというかわざわざ行く強い意味ができるんですよね。
誰かの「一番好き」という熱を持った情報には価値がある
もちろんGoogle Mapや食べログ、SNSで調べることもあるんですが結局定量的なみんなが好きという人気店になってしまって、僕はそれよりも絞ったからこそ、誰かが人生で「一番好き」という熱量を持った事実の方が惹かれるし、価値があると思っています。
例えば
なんか行きたくなりませんか?この店を人生で一番良いと言っていて、そこにストーリーがある。ちなみに僕も自分で一番好きな店を考えてみました。
どうですか?行きたくなりましたか?
実現するための機能を考えてみる
この僕にとっての価値を実現するための機能案を考えてみました。
①一人1投稿のみ「一番好きな店」を強制すること
このアプリのコンセプトとなる機能。あえて情報を絞ることをしてもらうことで、おすすめや人気とは違うようなその人なりの理由や独自のこだわりのようなが出てくるんじゃないかと思ってます。ただ、変更はできてもいいのかな、ベスト更新なんで。
要件:ユーザーが自分の一推しの店のみを閲覧・投稿することができる
機能の独自性:発信できる数を絞ることで情報の質があがる
想定利用方法:新しい店を知りたいユーザが他の人のこだわりの店から探すことができる
②対話で「好き」の理由を深ぼりしていく
これは実際にいろんな人に「一番好きな店は?」って聞くと一般的な人気店を何個か上げるんですよね。その上で、おすすめじゃなくて本当に自分が一番好きな店だよて聞くとだいぶ悩んで捻り出してくることを考えると、ただフォームをがあり入力してもらうよりは質問形式で深掘りしていく対話型UIがいいんじゃないかと思ってます。
要件:一番好きな店の背景にある理由やその人だからこそのこだわりを自然に入力できる
機能の独自性:インタビューに回答していくような感覚で好きの理由が深掘りでき入力が完了している
想定利用方法:ユーザがサービスを利用する最初に自分の一番好きな店を登録する
③どういう人の「一番好き」なのかで店と出会う
これは店自体というより、どういう人の一番なのかが重要だと考えています。職業や趣味嗜好など詳細はこれから詰めていきたいですが「店」ではなく「人」の属性から探す。この方がよりコンセプトに近いカタチかなと思ってます。このあたりは検証が必要だと思っていて、今後例えば「上場企業社長」「お笑い芸人」「センベロ好き」「移住者」などのいくつかの軸を試してみる必要はあるかなと思っています。
要件:自分の興味を持てるユーザ属性情報から検索・絞り込みすることができる
機能の独自性:店ではなく誰が行っているのかユーザ属性から探す体験ができる
想定利用方法:新しい店を探すときに条件を絞り込んで探すことができる
企画のベースはできた!あとは作ってから考える!
この企画を思いついてから色々な人にアイデアをぶつけてみて相手の反応と会話することでの内省を繰り返してるんですが、言われて一番心に刺さったのは
本当に面白いかどうかなんて、実際にやってみないとわからない。まず初めてみて考えれな良いよ
本当そうですよね。頭でっかちになって考えるよりまずは作ってみて検証しながら改善していく方が学びが多いように思います。なんで、まずはみんながコンセプトを体験できるものを作っていこうと思います。
みなさんの「一番好きな店」も教えてくださいね!
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