書評・連城三紀彦『私という名の変奏曲』河出文庫


面白い本を探すのに、間違いない方法が一つあります。
「何回も文庫化された本を読め」です。

例えば、コニー・ウィリス『航路』は、ぼくのオールタイムベスト10に入る傑作です。


そして、この『私という名の変奏曲』は

双葉文庫
新潮文庫
ハルキ文庫
文春文庫
河出文庫

になりました。これはちょっと聞いたことがない。
あとは、岩波文庫か? っていうくらい、渡り歩いてますね。

あえて、ストーリーには全く触れないことにします。
超絶ミステリーです。
多分、46ページまでは、読んでいてよくわからずモヤモヤしてると思いますが、必ず読み進んでくださいね。

連城三紀彦すごすぎる!
英訳して世界中に発信したいですね。



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