書評・ジェフリー・ディーヴァー『魔の山』池田真紀子訳、文藝春秋


しまった。
ついつい、ジェフリー・ディーヴァーの面白さを知ってしまった。
なぜ、しまった、かというと、読む本リストが一気に増えるからだ。

本書はコルター・ショウのシリーズの2作目。
ヒーロー像が真面目で大変好ましい。
最近は、不真面目な主人公も多いですね。
そこまでしなくても、と思わされるくらい、人助けを頑張ってしまう「懸賞金ハンター」のコルター・ショウ。
ピンチ。切り抜け。ピンチ。切り抜け。
どこまで続くんだろうと思っていたら、それがずっと続く。そして続編へと期待も続く。
サスペンス感、すごいですね。ベストセラー作家なわけだと納得しました。

ひとまず、1作目の『ネヴァー・ゲーム』は読まねばなりません。

→追記。『ネヴァー・ゲーム』読みました。

何度も、思い込まされたものとは違った展開に驚かされました。しかし、これだけ長い話なのに、3巻にまで謎が引っ張られて、期待が高まります。早く3巻でないかなあ。

そして、『ボーン・コレクター』から取り掛かることにしましょうか。長いシリーズだよなあ、大変なことだなあと思いつつ。





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