書評・アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム 『三分間の空隙』ヘレンハルメ美穂訳、ハヤカワ・ミステリ文庫
以前、『三秒間の死角』について書いた後、今回、続編の『三分間の空隙』を読んだ。やはり、ぜひ、『三秒間の死角』→『三分間の空隙』の順番で読むべし。言いたいことはほとんどそれだけです。
『三秒間の死角』の物語全体が、『三分間の空隙』を支えています。そして、めっぽう面白い。
さらに、麻薬の存在について、がっちり考えさせられます。
続けて、『三時間の導線』に進みたいところですが、終わるのがもったいなくなり、今は第1作『制裁』に戻って読んでいます。すっかり、グーレンス警部のファンになってしまいました。
『三分間の空隙』には名セリフがありました。警部がある約束をする時に言ったセリフです。読めばわかります。かっこよすぎ!
アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム 『三分間の空隙』ヘレンハルメ美穂訳、ハヤカワ・ミステリ文庫は、『三秒間の死角』を読み終わったあなたのための本です。
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