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読書記録『バカになる勇気』(竹あかり演出家の人の本)

『竹あかり演出家』として活動し、昨年情熱大陸にも出た池田親生さんという方の本を読みました。



「竹害」とも呼ばれる、増えすぎてどうしようもなくなった竹林の竹を使って、アートやオブジェを作る活動です。

竹を切ったり加工したりして、その中に灯りを灯す、とてもオシャンな作品。



あら、いいですねぇ。



この竹あかりを通して、人と自然を繋いだり、新しい形の地域おこしをしています。



大学を卒業して起業し、ほぼ無一文になったりしながらも活動を続け、今では全国の自治体や海外からも声がかかったり、2016年の伊勢志摩サミットでも一部演出を担当したりと、ものすごいことになっています。


本を読んでいてなんとなく、成功する人というのはその活動や目標の根底に世の中の大義と繋がっていることが多いなと。

お金持ちになりたいとか、有名になりたいとか、偉くなりたいとか、そういうことだけではなくて。

この池田さんにしても、竹あかりを通して最終的には世界平和に繋げたいという大義があります。


そういう考えの人は、一時的にお金に困ることはあっても、必ずどこかで追い風が吹くのだなと。


今行き詰まってる人や、悩みの解決策が見えない人など、一旦自分の状況は置いといて、もっとでかい視点(世界平和とか戦争をなくすとか)を考えてみると良いのかもしれません。


↑ちょっと宗教っぽく聞こえますが、そうではなくて、それくらいのでかいスケールまで俯瞰して考えたほうが、意外と解決策が見えてくると思うので。

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