審判を騙そうとしないでおくれ

僕が球審をしている時に、投球がストライクゾーンから少し外れてそうなコースに入ってくると、
それを捕球したキャッチャーが、ミットをストライクゾーンの方へスッと動かすんですわ。

いかにもストライクなんだと言わんばかりで、こうやってミットを動かす行為を「フレーミング」という人もいますが、
これってそんな高級な行為ではなく、ただボールだと思った投球を、球審である僕に「ストラ~~~イク!」って言わせたくて、ミットを動かすわけです。
これはフレーミングではなく、そのまんま、「ミットを動かした」というだけのことです。

さて、こんな行為を目撃した僕は、果たして「ストラ~~~イク!」とコールするでしょうか。。。。。。。?

しません。
間違いなくボールを宣告します。
もしストライクだと思っても、やっぱりボールと言います。
何故か?
理由は簡単です。

・この、ミットを動かす行為は野球規則では禁じられている違反行為
・ストライクゾーンへミットを動かしたということは、キャッチャーは
   その投球をボールだと思ったわけで
・自分がボールだと思った投球を、球審である僕にはストライクと言わせ
   ようとして、言い換えれば騙そうとしているわけで、それは許しちゃい
   かんでしょ

という、この3つが理由です。

世の中のアマチュア野球選手の方々、アマチュアの審判員の方々は
こんな僕の球審ぶりを見たらどう思うのでしょう?
是非聞いてみたいと思います。


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