2012/10/27 #252 作り手の驕り
「こんなに丹精を込めて作ったのだから、受け手は全てを理解しようとするべきだ」
と、言いたいかのようなクリエイターがいたりする。
ぶっちゃけ創作物をそこまで深く理解してくれようとする人なんてそこまで多くはない。
友達が人と一緒に1話完結の推理ドラマを見ていて、丸々見終わった後に「これって結局誰が犯人だったの?」と言われたことがあるらしい。
世の中って意外とそんなもんだったりする。
このことと同じようにJPOPを聴いて"それが嘘か本当であるかなんてことを考えること"自体が他人からすればナンセンスな可能性がかなりある。
音楽を聴いて「この曲が表しているのはこれこれこうで…」なんて考察をするのはかなり一部の人。
かくいう自分もこの頃に「JPOPって嘘書いてることが多いじゃん?」という問いかけをしてしまっていたので、かなり驕りがあったようにも見える。
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