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マンネリのオンライン英会話を休んで始めた新しいスピーキング訓練

🟧 オンライン英会話を休む理由

今月からしばらく、数年間続けてきたオンライン英会話レアジョブ を休会することにしました。

ここ2年間ほどは月額2,750円を払って、月4回 × 1回25分 のレッスンを受講してきました。5年前くらいに始めた頃は月8回コースでしたが、仕事が忙しくなったので解約しようとしたところ、この「半分」コースを提案され、完全に辞めるよりは良いと思って続けてきました。運動で言えば、何もしないと体力が落ちちゃうので、せめてストレッチくらいは続けておこう、という感じです。

ところが最近、ちょっと向き合い方を見直さないとな、と考えるように。一番の要因は「マンネリ」です。

開始当初はスピーキングの苦手意識が強かったので、「ちゃんと話せるかな?」「答えに詰まったら恥ずかしいな」「聞きたいことを聞けるかな」と言った心配が大きくドキドキがありました。また、少し慣れてくると今度は上達を実感してワクワクが止まらない状態が続きました。

が、ここ1年くらいはというと、完全に慣れてしまった。。ほとんどの教材は試したし、お気に入りの「ニュース記事を読んでディスカッション」というスタイルも新鮮味が薄れてしまいました。緊張感を持つためにぶつけ本番で記事を読むことにして来ましたが、意味理解→要約→ディスカッションまで、「こなせる」ようになりました。

一方、(大袈裟にいうと)人生と働き方を見直して、週末に自分の時間を取り戻すことができた今年、これまでよりも一段上のチャレンジをしようとTOEIC L&RとS&Wを受験。すると、漫然と英会話を続けるだけでは見えなかった英語力を「スコア」として客観的に把握できたことで、自分の現状と目指したいレベルが明確になりました。と同時に、目標達成のための課題も明確になりました。

🟧 新しい目標と課題

そして今、TOEIC L&R 940、S&W 280 を取得し「中上級者」を自認するボクの新しい目標は、Duolingo English Test で130以上を取得「2022年内に、CEFRでC1レベルになる」です。つまり、上級者になるということ。

TOEICのおかげで、そのための課題もすごく明確になりました。それは、

【上級者になるためのボクの課題】
トピックに対して、考えをパッとロジカルに話せる/書けるようにすること

です。例えば、以下のような設問に対してパパッと答えられるようになる必要があるのです。

このほかにも、
 ・外国語は学校で必修であるべき?なぜ?
 ・親は子供のトラブルの責任を負うべき?なぜ?
 ・敬愛する歴史上の人物は?なぜ?

といった、普段あまりまともに考えたことのないトピックに対しても、スピーキングなら30〜90秒、ライティングなら5分〜30分(小論文)、話す・書くがしっかりできるようになりたい。

これができるようになるには、以下の3つのプロセスが迅速かつスムースに処理できる必要があります。

まず、トピックについて、賛成か反対か、どれがベストか、自分の意思は何かをサッと決めなければなりません。料理で言えば、何を作るかを決める。

次に、その主張をサポートする理由や具体例、経験談を探し、ロジカルに、流れのある文章を組みてる必要があります。レシピを段取る工程です。

最後に、それらを的確にアウトプット=話す、書く。正確でわかりやすくクリアな発音、適切な文法・語法、冗長さを避けたボキャブラリー、接続詞の効果的な運用などが求められます。料理で言えば盛り付けしてサーブする工程。

とはいえ、このステップはあくまで手続き的なこと。本質的には、普段からいろんな物事について「どう思うのか」「なぜそう思うのか」「どんな事例や経験が関連するか」を順序立てて考える「思考の癖」を身につけることが大事になります。

すなわち、以下の図式を徹底的に脳みそに染み込ませるのです。ストーリー構成のハンバーガー、ロジックのハンバーガーと言ってもいいでしょう。

このプロセスをストレスなく行い、いつでもオーダーに応じて美しくて美味しいハンバーガーを作れるようになったら、ほぼ間違いなく上級入りが待っていると信じています。

物怖じせず、相手の聞きたいことを正確に汲み取り、英語を的確に運用して自分の考えを100%伝える。テストのためではなく(それもありますけど)、本当に英語を流暢に話せるというのは、こういうことができるようになることだと思うんですよね。

🟧 オンライン英会話は最適な手段ではない

「ハンバーガー」づくりの特訓こそボクに必要と分かったところで、さて、オンライン英会話は引き続き有効な手立てだろうか?と考えました。

答えはNO。それには次の3つの理由があります。

①オンライン英会話だと「ぬるい」
=対面であるがゆえに、遠慮が入ってしまう。
生徒:「こんなに聞いたら雰囲気悪くなりそう」
   「時間がないからこれは聞くのよそう」
講師:「あまり指摘したらやる気無くしそう」
   「全部を指摘する時間はない」

②適切な教材がない
=ボクのやりたい訓練「ロジカルハンバーガー」に特化した一問一答形式の教材はレアジョブ にはありません。

③レッスン回数が少ない/増やすと料金が増える
=もし②が講師との相談次第でクリアできたとしても、現状予算で得られるのは月4回のレッスンのみ(¥2,750/月)

オンライン英会話そのものを否定するものでは全くなく、あくまでも現時点のボクの課題と対策として最適ではないということです。

🟧 新しい特訓方法

とにかく、今やるべき(やりたい)訓練にお金と時間をフォーカスしたいので、前述したような瞬発アウトプット訓練と、信頼できるフィードバックを得られるサービスがないかなと探したところ、今のところこれがベストかも、というのが見つかりました。それがこちら。

スマホアプリ 「Speak Now」

一問一答形式のトピックがずらっと並んでいて、スマホで答案を吹き込んで(言い方古い!)提出できます。それをアメリカとカナダの米語ネイティブが、丹念にチェックしてベターな表現を教えてくれます

無料体験できるのでやってみたところ、こんな感じでした。
①一番上のスピーカーアイコンから設問音声を確認できます。
②Help Me!の下の再生マークでボクの答案が聴けます。
③一番下の再生マークで先生のフィードバックが聴けます。

今回回答してくれたのは、Lauren先生。YouTubeのショートで、役立つTIPSをバンバン発信されているSpeakNowの広告塔、看板娘です。

トピックの例を挙げますと…
・What kind of people do you not like?
・What's your father like?
・Have you ever lived in another country?

・・・・
と言った感じ。答案の録音時間は30秒です。慣れてないと意外に長く感じます。あと、何回でも録音し直せます。これなら、堅苦しくなく隙間時間で「ハンバーガーの練習」ができますね!

唯一の難点をあげるとすれば、「すぐには返事が来ない」こと。フィードバックは「24時間以内」とされているので、ちょっと気長に待つ必要があります。ただ、その分待つ時間もドキドキできます笑

この添削サービスは基本はサブスクになっており、1回に付き1枚のチケットを消費します。

■Basicコース
添削チケット 月32枚
¥2,400/月
一枚あたり ¥75

■Goldコース
添削チケット 月122枚
¥13,455/月
・英会話コンサルタントによるコーチング/管理
・月1回のスピーキングテスト

サブスクはちょっとな…という方向けは、やや割高にはなりますが、単発でチケット購入することもできます。

■とりあえず
添削チケット 10枚 ¥1,000
添削チケット 50枚 ¥4,700
添削チケット 200枚 ¥17,500

ググってみると、初回割引が得られるクーポンコードがありました!
こちらのサイトから申し込むとちょこっとお得になります。そして、このサービスがあなたにも向いているかどうかもよくわかりますよ!


🟧 まとめ

常々感じることとして、物事を上達させる、改善するには科学的であることがとても大事です。「現状把握」→「課題抽出」→「対策実行」→「効果検証」のPDCAサイクルをきちんと回すこと。ダイレクトマーケターという職業柄ということもありますが、このプロセスを決して侮ってはいけない。

英語学習にもぴったり当てはまります。過去の経験から、目指したい姿と現状のギャップを冷静にみて、効果的な対策に集中することで英語力は絶対に伸びます。今のボクには「ハンバーガー練習」が本当に必要と分析しました。なので、そのためにお金と時間を再調整することにしたのでした。

この記事が、あなたの英語「楽」習にも参考になったらとってもうれしいです!


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