見出し画像

もはやここまでかと思われた英語スピーキング力が 1ヵ月で一皮むけた話

「諦めたら、そこで試合終了ですよ。」
今日は、努力が報われた!という夢のある話。

こんにちは!エアトラベラーです。
今日、レアジョブのスピーキングテストで悲願の1ランクアップできて嬉しかったので、記事にしちゃいます。四十路のおっさんだって成長するんだぜ!笑 と言いたくて。

・TOEICスコアは700点以上あるけど話すのが苦手
英会話を続けているけどテストでは点が取れない
仕事で必要だけど即座に意見を返せない…ちくしょう!

そんな風に英語のスピーキングに苦悩してる方、一緒に、ジワジワと、モヤモヤを晴らしていきましょう。 必ず、壁は突破できる!!


🟧 「永遠の課題」に終止符を

もうね、スピーキングが上達しなくてしなくて
この2年間ずーっとB1レベルでした。週末英会話だけじゃほぼ伸びなくて悶々とする日々...

しかし、そんなダメ男でも、1ヶ月集中的に特訓したらちゃんとレアジョブ スピーキングテストでスコアUPできたんです!ついに、B2レベルに到達です!しかも、たかだか数千円でコスパ良く

テスト結果
B2のレベル感

リーディングとライティングについては、しばらく前から胸を張れるレベルなんですが、スピーキング(とライティング)はハードゲームでした🎮

日頃仕事でも使わないですし、海外のトモダチと駄話してるだけじゃ大してスコアには響かないんですね。

ボクの場合、別にテストがどうだろうと、英語が使えなかろうと、仕事や生活には全く影響はありません。つまり今のところ完全に英語は趣味です。ただ、やれば伸びる実感、日本で英語を使う非日常感がアドレナリンになってます。

が!上には上がいるし、日本で日常的に英語に触れるにはコストもかかるわけで。負けず嫌いかつコスパ重視マンとしては、「伸びてない」という事実はシンプルに悔しいのであります。同時に、まだ伸ばす余地がある!ということも次なる楽しみを発見するようでワクワクします

試練を与えられてこそ人は伸びる。
そして、実力と目標が見える化されるとすっごく自信につながる。
テスト勉強ってそういう意味では絶大な効果があります。

というわけで、足を引っ張ってきたスピーキングを伸ばすために、漫然と英語に触れるのではなく、話せない原因を突き止めて対策しました。そこで得たラーニングをここでシェアしてこきたいと思います。


🟧 スピーキング上達法

ボクの分析では、スピーキングスコアが伸びない原因は3つ。
① そもそもアウトプット(=発話)量が少ない
② 発話が正しくナチュラルなのか自分ではわからず「できてるつもり」
③ 話す内容がすぐに思いつかない&話そうとすると言葉を探してつっかえる

TOEICやDETそしてレアジョブ スピーキングテストのCriteria(評価基準)やフィードバックを見ていると、スピーキング上達には大きく2つの鉄則があるということがわかりました。

その鉄則とは、「ネイティブに近い音で」「筋の通った考え」を話すこと。これが、わかりやすいと評価されるスピーキングのポイントです。英語圏の思考回路と話し方をおさえ、慣れることが重要なんですね。

ボクの課題のうち
②は発音の話。
③は英語らしい思考回路(≒話の展開)や語彙の話。
そして、①は「慣れ」の問題
にそれぞれ該当していました。そして多分、多くの人にも当てはまるはず。

ここからは、こうした課題を克服するためにボクが行った具体的な対策をご紹介していきますね。


✅ネイティブ英語の音感をつかむ(0円)

これには、ネイティブのモノマネをするのがベストです!

カラオケで歌いたいから新しい歌を覚える、という経験ありませんか?その時、歌詞や意味はあとからついて来て、最初はメロディーを覚えようとしますよね。で、風呂場とかトイレで、歌詞のわからないところはフフフン♪とか言って飛ばしながら全体の曲調をつかむと思います。

英語も音楽みたいなもの。だから、正確に何を言ってるかは別として、英語っぽいサウンドを奏でることはできる。ゆりあんレトリーバーみたいに(彼女は話せますが)。

これ、すごくいい練習になります。英語の映画やドラマを観て、シーンの雰囲気を感じながら役者のモノマネをする。聞いて、止めて、演じるの繰り返し。

いわゆるオーバーラッピング(聞いたことに被せながら真似して話す)とか、シャドーイング(一通り聞いてから真似して話す)です。

スピーキングテストでは、発音の正確さ、抑揚、間、流暢さ、語彙の幅がスコアのかなりの部分を占めるので、この練習法はめちゃくちゃ効果あります。あと、これやると、もれなくリスニングもすこぶる上達します

音が取れたら、具体的に何を言ってるのか一語一語をとらえてみます。何となくではなく、メモに書き出すとよいです。どこが聞き取れていないのかが明確にわかるので。いわゆるディクテーションというやつです。

ディクテーションをするには、正解がないと意味がないですから、映画なら英語字幕を表示したり、歌なら歌詞を表示するなどして答え合わせをしましょう。

練習用コンテンツがない?そんな方には、RedKiwiというアプリがおすすめです。興味があれば試してみてください。

サンプル画面

◆オススメの取り組み方

①どんなシーンかを把握して、よ〜く聞く
映画俳優へのインタビュー、何かについてのドキュメンタリー番組、誰かと誰かが争ってるドラマのワンシーンなど。

②まずは何も見ずに聞こえたことを紙に書き出す
多分虫食いだらけ...でも、文脈や発音をヒントにできる限り全文を完成させるよう頑張ります。

③アプリの画面を観る
表示されている単語がヒントになります。そこで、あ、そゆこと?!とひらめくことも多々あります。

④アプリで回答していく
正しい文章を完成させます。え、こんな単語聞こえなかったよ!とか、まさかそんなこと言ってたなんて!という発見多数。

⑤完成した文の発音を真似する
オーバーラッピングしたりシャドーイングしましょう。大事なのは臨場感。「感じ」を出そう!


✅考えをアウトプットする

1️⃣スピーキング添削サービスを活用する(月2,280円〜)

ネイティブのモノマネをすると、英語の音感が鍛えられる一方、英語で考えを発信することはできません。

(TOEICやDETなどの)スピーキングテストでは、発音絡み以外に、論理構成・わかりやすい展開・文法/語法も評価ポイントに含まれます。これらを伸ばすには、自分の意見を英語で表現する訓練が不可欠です。

そのための一つの方法として、SpeakNowというアプリが有効です。このアプリを使うと、コスパ良くネイティブからの添削を受けられます。

日本語でも考えたことがないような様々なトピックについて意見を持つこともできます。英語が話せても自分の意見がなければ会話にならないので、視野を広げるにはとてもいいと思います。

SpeakNowについてはこちら👇の記事に詳しく書いていますのでご覧ください。(補足:先生、めちゃ美人です)


2️⃣英会話レッスンでぶっつけで議論する(月3,000円程度〜)

もちろん、臨場感ある場数をふむのに英会話レッスンも役に立ちます。ただし、使いようによります。

漫然と日常会話を楽しむだけでは、英会話には慣れますが、あるレベルから上達しなくなります。

大事なのは「追い込むこと」。
その場で読んだこと、聞いたことに対して、すぐさま考えをまとめて話さざるを得ない状況に身を置くことです。

受けようとしてるテストの対策としてこんな練習がしたいと相談してみましょう。あなたようにレッスン内容をチューニングしてくれるかもしれません。30秒以内に即答しないといけない、1分以上話さないといけない...など制約条件を伝えると、じゃあこんな練習はどう?と提案してくれることもあります。

あるいは、すでにある教材で練習することもできます。

例えば、レアジョブ英会話の場合だと、
・Daily News Article
・Weekly News Article
・カンバセーションクエスチョン

あたりが最適でしょう。

ニュース記事を読んでディスカッションしたり、テクノロジーとか自己紹介などのテーマで一問一答していきます。個人的には、カンバセーションクエスチョンがテスト対策としてはより有効な気がします。形式が近いからです。

記事についてディスカッションするのは中上級でないと辛いと思われます。ただ、言葉に詰まったり考えがまとまらなかったり、聞き取れないことを聞き返したりという場合の表現バリエーションが豊富になります!Let me see, Well, Please give me a sec, I'm not so familiar with this topic but I guess..., Sorry? などなど。

あと、とりあえず話す…のも悪くはないんですが、テストでスコアを上げるために意識したい話し方があります。それは、「ロジカル・ハンバーガー」と呼んでいる話法です。ボクが勝手にそう呼んでいるだけなのですが、わかりやすく伝わる英語の鉄板フォーマットだと思ってください。

英語圏では、このように、「主張(言いたいこと)」→「根拠(理由・事例・データ)」→「まとめ」という話の展開をすると、ロジカルでわかりやすいとされますし、テストでは「事例や自分の体験を交えて」という指示が出ることもありますので。できれば根拠は2〜3個話せるとベターです。

なので、英会話レッスン中も、努めてこの話し方でスピーキングするようにしてみましょう。「なんて完璧な答えなの!」って、講師に驚かれますよ笑
最初はつっかえつっかえかもしれませんが、脳味噌に英語の回路を作っていると思って頑張ってみてください。


🟧 課題に向き合って楽しむのが一番

さて、具体的なスピーキング上達法を書いてきましたが、いずれにしてもさすがに一朝一夕に上達するというわけにはいきません。

ある朝起きたら急にネイティブになってた!なんてことはないのです(そんな夢は何度か見ました笑)。

でも、少なくとも1ヶ月やるだけで結果に現れてきます。ですから、ヤケにならず、諦めず、楽しく続けていきましょうね。自分の課題を直視して続けることが何より大事だし、楽しくないと続けられないですからね、ホント。

ボクの方法はあくまで参考にとどめてもらって、あなた自身が一番楽しめるやり方に出会い、それを続けることを大切にしてほしいと思います。

ボクはC1レベルを目指しています。ネイティブから「あんたNY生まれ?」と言われたらゴール。多分そんな日は来ませんが、近づいている感じはしてます笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?