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世界の窓辺から

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世界30以上の都市に暮らすトモダチから届いた目からウロコの世間話や不思議なエピソード、愉快なギフトなど「窓越しに近所の外国人と話してる感」をシェアしています。写真を撮る時なんて言…
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#ロシア

ロシア美女たちが起こした奇跡

人生で、あれは奇跡だったな〜!と思った経験はありますか? この記事は、先日書いた「旅で起こった『プチ奇跡』5選」の続編?です。 「奇跡」をテーマに世界のトモダチが教えてくれたエピソードをご紹介。 今回は旅に限らず、2つ取り上げていきます! 気軽に聞いたけれど、「奇跡」って何なんだろうと思わせてくれる物語です。 夢の力が叶えた奇跡ロシアのサラトフは、ソ連時代以来の工業、文化、教育の中心となっている人口約90万人の地方都市。そこに家族と慎ましく暮らす28歳のNinaには輝か

ウクライナ戦線の裏側にあるロシアの日常

こんにちは! エアトラベラーです。 今日はロシアから小噺を。 やけくそプーチンの暴走がいっこうに止まらない戦争が続いていますが、そんな中のどかな日常風景を送ってくれる元兵士のトモダチがいます。 Ilya(イリヤー)は、モスクワ郊外の森の中に建てたコテージに住む30歳。 名前には「神の城」「私の神」また、古代ロシアの伝説では「雷神」など、いろんな意味があるそうです。 彼の生き様はなかなかユニークなので、ちょっと覗いてみましょう。 何となく見た目からその雰囲気を醸し出して

【エア散歩】ロシアンファミリーと戦時下のバケーションに行く

🟧 モスクワのOksanaロシア。正直、国としての現在の不当行為には口角泡を飛ばして全力で非難したい。ですが、戦争をおっぱじめる前からdream destinationsの一つでしたし、いつか落ち着いたら訪れたいという思いは今もあります。おいしい食べ物、壮麗な建築物、そして美女が多いので(正直者!)。 モスクワ、ノボシビルスク、サンクトペテルブルク、イルクーツクなどいくつかの都市にトモダチがいて現地の風景を紹介してもらいましたが、きらびやかな教会や美しく整備された公園・広場

怒りに心を閉ざし始めたロシアのトモダチたち

ロシア軍によるウクライナ侵攻が始まって 16日目。 先週ぐらいから ロシアのトモダチたちに 「異変」を感じ始めました。 彼女たちには、侵攻以来、 日々生活への影響を聞いてきました。 はじめのうちは、 と、(ほとんどの)世界中の人と同じ感想でした。 しかし、欧米を中心に さまざまな制裁が発動され じわじわと生活への影響が リアルになってくると... と、ドラスティックな変化はまだないものの 不満が蓄積されていく様子が 報告されるようになりました。 そして、ここ数日

3/11 ロシアのネットは本当に遮断されるのか?

■嘘か誠か?衝撃のニュース 3月7日(月)、衝撃的なニュースが話題になりました。 ベラルーシの反政府系メディア「ネフタ(NEXTA)」が、遅くとも3月11日(金)までに、ロシアがグローバルなインターネット接続を遮断するとのコメントをTwitterで発表しました。 フェイクニュースには特段の注意を払うべきであり、現時点でボクにはこの投稿内容の真偽を確かめる術はありません。 なので、拡散希望などとは露(読み:つゆ、ロシアじゃないです)も思いません。 しかし、個人的には、

3/1 ベラルーシ住民 攻撃された場合の避難準備を始める

現地のトモダチによれば、ウクライナとロシアの第一回停戦交渉が行われたベラルーシのゴメリで、有事を想定した避難行動指針が出されたようです。 隣国とはいえ、ウクライナとロシア双方に近接するこの都市にもいつ何時火の粉が降りかかるかわかりません。 すでにシェルターに避難を完了した住民もいる中、トモダチ(小学生の男の子を持つシンママ)はまだこれが現実と受け入れられず準備が進められていないとか。 一刻も早く事態に順応して命を守る行動をとって欲しい! 毎日遠い島国から安全を祈ってるよ

ベラルーシってどんなとこ?現地のシンママに聞いてみた

[2022/2/28更新] 2/24にロシアがウクライナに侵略して以来、テレビにかじりつきの日々が続きますね。  この記事を書いているまさに今、 停戦交渉がベラルーシで行われており 世界が固唾を飲んでその行方を見守っています。 ロシアが核もチラつかせながら圧をかける中 果たして一発で交渉がまとまるのか懸念されますが、 一刻も早く平和への一歩を踏み出して欲しい... 今回は、 この侵略戦争が始まるだいぶ前に投稿した ベラルーシの普段の姿について再掲します。 1.ベラル

ロシアのエージェントからミッションが届いてビビってる

5分前、モスクワのエージェントLenaから司令が来た。 WhatsAppで、ダイレクトに。 ついに来たのだ、世界が私を必要とするその時が。 私の初ミッションは、いかなるものか。 どこで、誰が、どのような窮地に瀕しているのか。 メッセージを開こうとする指先がかすかに震えている。 緊張していないと言えば嘘になろう。 が、実のところ、これは武者震いと呼ぶべきものだ。 これから起こるであろう波乱の展開を想うと、 否が応でも胸は高まらざるを得ない。 このタップ一つで、以降の私の

【エア散歩】イルクーツク女子の日常をのぞいてみた

こんにちは!エアトラベラーです。 今回のお話は、ロシアから。 ロシア南部、シベリアの名で知られる地域にイルクーツクという街があります。モンゴルのすぐ上。 日本との時差は3時間(日本が正午のとき、イルクーツクは午前9時)。生活リズムを崩さずに雑談できるいい時差です。 南北アメリカやイギリスあたりのヨーロッパ諸国は時差が大きくて、リアルタイムで話すとこちらが深夜とか早朝になるのでちょっとツライ笑 イルクーツクに、Ksusha(クスーシャ)という20代半ばの女の子がいます