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【エア散歩】ロシアンファミリーと戦時下のバケーションに行く
🟧 モスクワのOksana
ロシア。正直、国としての現在の不当行為には口角泡を飛ばして全力で非難したい。ですが、戦争をおっぱじめる前からdream destinationsの一つでしたし、いつか落ち着いたら訪れたいという思いは今もあります。おいしい食べ物、壮麗な建築物、そして美女が多いので(正直者!)。
モスクワ、ノボシビルスク、サンクトペテルブルク、イルクーツクなどいくつかの都市にトモダチがいて現地の風景を紹介してもらいましたが、きらびやかな教会や美しく整備された公園・広場、世界一の透明度で名高いバイカル湖など、ぜひ生で見てみたいものが盛り沢山!首都モスクワでは、赤の広場、グム百貨店、都心の近代的なスカイスクレイパー群、モス川沿い散歩を楽しむのが夢です。
モスクワのOksanaは、エコノミストとしてのキャリアもありつつ、今はシェレメーチエヴォ国際空港内にあるVIPラウンジの支配人。9-21時の24時間勤務し3日休むというサイクルでフロアを仕切る才色兼備の一女の母。大変な仕事だけれど、人間観察が好きだから日々訪れる人を眺めて苦にならないとか。これまで見た一番ユニークなお客さんは、全身、スーツケース、車まで全てオレンジ一色にコーディネートしてた人(オレンジマン)だそうです。
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ウクライナ戦争開始後、当初は経済情勢の不安からモスクワでも混乱が見られたが、彼女の話を聞く限り、現在は物価の上昇やSNS規制、外資系企業撤退がじわじわと生活に影響しつつも、戦争はそこまでモスクワ市民の日常生活に大きな影を落としているようには見えません。(一方のウクライナの惨状を思うと胸が痛むばかりですが…)
ちなみに、Oksanaはプーチン大統領を支持し、また「超大国ロシア」を熱烈に愛しています。なので、安易に政権批判をしようものなら烈火の如く怒ります。内政干渉するな!と。よく、政治と宗教の話はご法度と言われますが、強い探究心と見識、広い心と口論の覚悟を持って臨まない限り、確かに避けるべきトピックだと痛感したことがあります。
🟧 家族でソチ旅行
そんな気まずい経験があったので彼女とは「和平協定」を結びつつ、今もチャットを続けています。最近では、7月に家族&トモダチの大軍団でソチというところに旅行に行くというので写真を送ってもらいました。ソチといえば、2014年に冬季オリンピックの開催都市で、当時フィギュアスケートの羽生結弦君が金メダルを獲得したので記憶に新しいという方も多いでしょう。
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モスクワは内陸都市なので、市民にとって「海」は大きな憧れです。Oksanaも旅行前めちゃくちゃはしゃいでいました。大体こういう時って、現地でさらにテンション爆上がりで写真は撮るけど、日本のちっぽけな友達のことなど頭から吹っ飛ぶんだろうなと予想していたのですが、ちゃんとシェアしてくれました。後日 笑
それでは、一足遅れたボクと一緒に、ソチへのエアトラベルをしばし楽しみましょう!
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一番羨ましいと思ったのが、こちら。ビーチでキャンプですよ。こんなに明るいのはスマホのナイトモードによるものと思われるが、雰囲気ありますね。服装からしても暑つくも寒くもない心地よさが伝わります。でも、このyogiboみたいのがないと、この凸凹ビーチでは寝そべれないですね。
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いやぁ、コロナで引きこもっている我が身からするとこの上なく開放的で羨ましいです。しかし、仮に日本がどこかと戦争したとして、国民が戦争中にリゾートを満喫するというシーンは起こり得るのだろうか?本土が絶対攻撃されないと信じていないとできない芸当な気もする。ちょっと複雑。
🟧 おまけ: Oksanaの英語力
ソチへのexcursion(小旅行)はいかがでしたか? また他の記事で、別のトモダチから届いた異国の風景をお届けしようと思います。
ところで、Oksanaは英語楽習仲間でもあり、普段話していてもほとんどエラーはなく、流麗な英語を送ってきます。ただ、ちょっとリスニングが苦手とのこと。
ボクがTOEIC LRの結果を待つ間、彼女はケンブリッジ英検のFCE(First Certificate in English)を受験しました。FCEとはレベルの名称で、英検準1級、TOEICスコア800~900、TOEFLスコア500に相当。大学、企業などではFCEが英語能力の証明とされるため、最も受験者が多いレベルになっていて、英語を日常使用する職場で働く人向けです。(ちなみに、ケンブリッジ検定はTOEICよりも遥かにメジャーな国際資格です。興味のある方はこちらの記事もぜひご覧ください。)
テスト結果が最近返ってきて、Oksanaは見事90%のスコアを獲得してFCE合格を果たしたそうです。この試験のために6歳の娘と一緒に英語スクールに通うんだけど緊張する!というのを励ましたり、問題集のわからないところを教えてあげたりして彼女の努力を知っていたので、朗報にボクも嬉しくなりました。
今度、どんな問題が出たのか、どんな雰囲気だったかなどもインタビューしようかな。
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