自然災害の脅威を知った~あれから30年~
今から30年前の今日
1991年6月3日
長崎県の雲仙・普賢岳が噴火した
この日私は、職場であるTV局の報道フロアにいた
大火砕流が起きた一報が入って来て
フロア内が騒然とした
この時、同じ会社の先輩カメラマンが
現場取材で現地に行っていた
報道関係者数名が行方不明
次々入ってくる一報にドキドキしていたのを覚えている
雲仙普賢岳の噴火で、
始めて火砕流という恐怖を知った
この火砕流の脅威を知っていたら
多くの犠牲者が出なかったかもしれない、と聞いた
自然災害の脅威を、火砕流の脅威を知っていたら
報道が過熱し、スクープを狙っているカメラマンがいた事も
知っている
もしこの脅威がちゃんと伝わって、
避難勧告に従っていたら・・・
こんなに多くの犠牲者が出なかったのかも知れない
たられば、だけど
この自然災害をきっかけに
報道の仕方、取材の仕方が議論されたのを覚えている
私が報道の現場にいて
自然災害の恐ろしさを実感したのが
この時だった
あれから30年、伝えて行く大切さを思う
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