書く内容次第で心の呪いは解ける
私の20代は、どうもぱっとしなかった。
本当は好きなことをして自由に生きたい夢があったのに、そのまま社会の波に流されるようにして派遣社員として働いていて、心のなかはいつもどんよりと暗く重い状態。
母に虐待されたことや、父に家政婦として家庭の役割を押し付けられたり、今思えば、悲劇のヒロインぶっていたところもあるのだが……とにかく体も重くて意識も心もスッキリしない、まるで呪いにでもかかっているような日々を送っていた。
「もうこんな苦しい毎日なんて嫌だ!」と思っていた私は、ふ