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褒めるは、笑顔が咲く魔法の言葉。積極的に使っていこう


「知らない人とでも雑談が盛り上がる話し方」の講座を受講しました。とっても楽しい講座で、参加者全員にこにこ笑顔だったのが印象的です。

教えてくださったのは大塚真理先生です。いつもはオンライン講師の養成をされているとのことですが、今回は講師に限らず、仕事やプライベートでも使えるコミュニケーションのコツを教えてくださいました。

ちょうど受講した翌日にイベントごとがあったのですが、初めてお会いする方とも楽しく話している自分がいたので驚きました。学ぶという堅苦しさのない楽しいばかりの講座だったので、なんだか魔法にかかったような気分です。

今日は、そんな素敵な講座で学んだことをまとめていきたいと思います。


1. 自己紹介で好感度アップ

初対面の人が集まると、まず初めに自己紹介をしますよね。相手がどういう人なのか分からないので、何を話したらいいんだろう……と困ってしまいませんか? 

でも、自己紹介で大切なのは、相手がどういう人なのかではなく、自分がどういう印象を与えたいのかです。なので相手のことをまだよく知らない、というのはあまり関係がないんですね。

婚活などで特別親しくなりたいターゲットがいる、などの事情があるのでなければ、みんなに満遍なく、ちょっとずつ好印象を持ってもらえれば良いんです。

好印象を与える自己紹介は3ステップです。


Step1. 好感

ちょっとダメなことや苦手なこと、ほっこりすることを自分から話します。

ダメなところを話したら、悪い印象を与えてしまうんじゃないかと思いがちですが、実際は逆で、完璧であるよりちょっとダメなところがあった方が、親近感が湧いてぐっと心の距離が縮まります。

人はどんなに良い話でも、心の距離が遠い人の話は聞けないそうです。ですので、身近に感じてもらえるように、自分からちょっとダメなことや苦手なこと、ほっこりすることを話します。

強面の人から実は猫好きと自己紹介されたら、それだけで見た目は怖いけど優しい人なんだろうという印象を受けますよね。

ビジネスに関係のない自己紹介の場合は、これでOKです。


Step2. 信頼

ビジネスの場合ダメなところだけで終わってしまうと、心配な気持ちもありますよね。ですので、続けて信頼を与える必要があります。

注文数〇〇件
受講者○○人
ベスト○○受賞
などWeb上でも見かけますね。

これまでの実績や経験を伝えることで、相手に安心感や信頼感を持ってもらうことができます。ポイントはできるだけ客観的、定量的な表現にすることです。

「多くのご注文をいただいています」より
「1カ月に5000個売れています」の方が信頼感があります。


Step3. 講座の価値

プレゼンや講師として話している場合は、さらに続けて自分の話(講座)の価値を伝えます。過去に受講した人はどうだったのかクチコミやレビューを紹介し、受講するとどんな良いことがあるのか、どんな風になれるのかを相手の頭の中に思い描いてもらえるようにします。

人が話を聞くのは、「おもしろい話」か「ためになる話」だけだと言われています。謙遜せず価値をしっかりと伝えてください。


自己紹介は鉄板ネタを作っておくと安心です。
・仕事用の自己紹介
・友達用の自己紹介

それぞれ、どういう印象を与えたいのかを考えて、戦略的に自己紹介を作っておく。すると咄嗟の場合でも慌てずに余裕をもって話せますし、相手に好印象を持ってもらうことができます。誰だって悪い印象の人とは話したくはないので、好印象を持ってもらうことは重要です。



2. 挨拶とセットでほめる

日本は褒めない国と言われています。褒められた際も謙遜して褒め言葉を受け取ろうとしません。でも、「いえいえ、そんなことないですよ~」と口では言いながら、心の中はほくほくしていますよね。

褒めることは、相手を認めることです。
挨拶とセットで褒めると相手は一気に心を開いてくれます。

「あ、そのネイル可愛い」とか「会えて嬉しい」とか、口に出さないけど心の中では思っていることって結構あると思うんですね。恥ずかしがらずに、思い切って口に出して伝えてください。相手はとっても喜んで心を開いてくれます。喜んでもらえるとこちらも嬉しいですよね。


脳は「快」と「不快」の二択でしか判断できないそうです。
愉快、楽しいだと、記憶力が上がります。
不快、楽しくないだと、忘却能力が上がります。

また脳は相手が笑ってくれると、自分が楽しいことを言ったと認識するそうです。ですので、自分から積極的に「楽しい」を演出していくことが大切です。
・笑顔を見せる。
・挨拶と一緒に褒める。
・楽しい、とリアクションで示す。

自分から「楽しい」を表現することで、相手からも「楽しい」が返ってきます。「楽しい」の好循環サイクルを回していきましょう!


3. 雑談は「ほめる」→「質問」

最後は雑談です。初対面では何を話したらいいのやら……、と困ってしまいがちの雑談ですが、雑談を盛り上げるために必要な話術は「ほめる」と「質問」の2つだけです。

ほめる「そのコート、素敵ですね」
質問 「どちらで買われたんですか?」
回答 「××です」
ほめる「××良いですよね!」
質問 「よく行かれるですか?」

というように「ほめる」と「質問」を繰り返します。

自分が話すのではなく、相手に気持ち良く話してもらうというところがポイントです。目の前の人をできるだけ笑顔にできるよう心掛けることで、「楽しい」の好循環サイクルが回っていきます。



講座ではペアを組んで実際に褒め合う「ほめほめゲーム」やつまらないダジャレに対し「楽しい」を最大限に表現したり、ワークを通して褒める楽しさや笑い合う効果を学びました。おかげで参加メンバーはみんなほくほく笑顔でした。

大塚先生ご自身が、正にこの講座を体現されたかのような笑顔が素敵な方なので、五感からも学べることが多くありました。ストアカでも講座を開催してらっしゃるので以下にリンクを貼っておきます。とってもおススメです〜!


今回の講座も東京コミュ塾のグループレッスンの一環でした。今回も貴重な講座を開催してくれ感謝です。いつも楽しいレッスンありがとうございます。


それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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