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人生を全てをかけてまで撮りたい写真をこれから撮っていく

写真家に、ほんとはずっとなりたかった。

写真家を名乗ってみた時期もあった。でも名乗るだけじゃなれなかった。当たり前。

人生全てを写真に捧げる覚悟がまだなかったから。

自分は精神疾患を持っていて、揺らぎやすくてすぐに自分を見失う。だからここに書き残しておかなきゃダメだと思った。

私は写真家になりたい。

人生全てを賭けてでも、しんどくても辛くてもカメラを手から離さないで向き合いたい。

この揺らぐ命でさえも写真に変えてもっと見てもらいたい。こんな生き方もあるよって。

私は写真に生かされているから、写真と生きていくしかないのだと思った。共犯者のような、関係。

被写体と向き合うこと、写真と息をすること、まばたきをするようにシャッターを切ること。その全てが手の内で計算通りであること。想定外を楽しむこと。

私はまだ拙くて、幼くて、揺らぎやすくて、だけどだからこそ撮れる写真があると思う。少女でも完全な大人でもない私だからこそ、表現できるものがあると信じている。

もう一度言う。

命を削ってでも、私は写真家になりたい。

2021/04/29


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