──昭和41年初版発行『むかしむかし』より──
（文：松谷みよ子）

おはようございます♩
今週もはじまりました、昔話の時間です(^^)

今朝のお話は「わしに さらわれた 赤ちゃん」です。
日本霊異記、今昔物語にのせられたお話だそうです。

→日本霊異記とは
「日本国現報善悪霊異記」の略称で、平安時代初期に書かれ、伝承された日本最古の仏教説話集。日本の国で伝えられている善と悪の行為についての現報を語る話を集めたもの。

→今昔物語とは
平安時代末期に作られた、日本最大の説話集。1000を越えるお話がおさめられていて、未完の作品も多い。注目されたのは近代になってからだとか。

こんな奇跡があるもんだなぁと、心がほっこりするお話でした。
仏教の説話集におさめられていると知って、どこか合点がいってしまいました。
偶然の一致といいますか、縁は繋がっているといいますか、どんなに辛いことがあっても日々まっすぐに生きていることの大切さを伝えているように思いました。

それにしても、めでたいめでたしで、本当によかった！

明日もお楽しみに♩