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MGRの心得#9 公平性と誠実さを伝える

前回は「ステータスバブル」についての学びました。ポイントは見えない壁は、口に出す、口に出してもらって見える化をマネージャーが先導する、あとアイデンティティーの変化が人を成長させる、いったところでしょうか。

今回から「信頼を構築する」という章に突入します。最初のトピックは「公平性と誠実さを伝える」です。ポイントは「機会平等と有限実行」です。

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2021/2/17, 18:00〜18:30にて、本シリーズ記事連動企画としてclubhouseでマネージャーの悩みを垂れ流す予定です。

公平性:機会平等

公平性は、公平の意味を明確にすることが大切。ここでは均等に機会を与えること。建設的で透明な職場を作りメンバーを平等に扱いながら業績やニーズに応じて個別に扱うこと。

これは「できる人」ほど仕事が集まって忙しくなるけど、成長機会を多く得る。一方で、能力が伸びる機会が与えられていない人は、置いてけぼりになってしまう。これって、余裕がない組織ってことなのかな、などと思いました。

公平性を駆使できるのは「教え上手」な人?

もしくは、この本を読めばいいのかな。タイトルだけ気になっていて、読んだことがないんだよなぁ。「できる人」でかつ「教え上手」「育て上手」な人がマネージャーというかリーダーなのかもしれないな、と思いました。

誠実さ:有限実行

信頼を築くのには時間がかかるが失うのは一瞬。言葉よりも行動が大事。有言実行を実践し続けること。成果も課題も負担もチームで共有する。実績に基づいて判断する(=えこひいきしない)。進んで難しい仕事を引き受ける。例外業務に積極的に関わる。

誠実に関して「7つの習慣」の第4の習慣の中では「自分の言葉に現実を合わせること」「意義ある約束をし守り続ける」という表現が好きです。

顧客に与える提供価値に真摯であれ

言っていることはわかる。実践となると難しい。そういう代表ですね。あるセミナーで、大前研一さんが、会場からの「変化の激しい環境で、どんなビジネスにおいてもこれだけは絶対変わらないものはあるか?」という問いに対して「それは誠実さです。究極的に私たちは、顧客に対して与える提供価値観に対して、真摯であることです。そのために急いだり、抜け道を探したり、ましてや株価を上げたいといった、顧客の目的と違うところは邪道」と答えていたことがとても印象的でした。

まとめ

本日は、「信頼を構築する」の章の「公平性と誠実さを伝える」と言う項目で、「機会平等と有限実行の誠実さが大事」と言うことを学びました。明日は、「サーバントリーダーになる」と言う内容の学びを共有します。

本コンテンツについて

Linkedin Learningで「新任マネージャの心得」というプログラムでの学びを2021年1月14日から2021年2月6日に、Facebook上で、学びや気付きなどをアウトプットしたものを加筆・修正した全20回シリーズでお届け予定です。

全体はこちらのマガジンにまとめていますので、ご参照ください。

ということで「形のあるアウトプットを出す、を習慣化する」を目標に更新していきます。よろしくお願いします。

しのジャッキーでした。

Twitter: shinojackie



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