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5月末まで99円!「新規事業を量産する知財戦略」は事業開発ハックだった

Facebookで某自動車会社の研究所の方が、紹介していた本を読んだら、めちゃ面白かった。読みだしたら止まらなくなって1日で一気読みしてしまった。読んだのはこちらの知財目線での新規事業開発本。しかも、5月末まで限定でKindle版は99円!(Unlimited契約者は無料)

著者の方

著者の楠浦崇央(くすうら たかひさ)さんは、過去に、ビルゲイツが出資し50億ドル超を運用する発明投資ファンド(現Xinova)の契約発明家として、同社から発明の質・量や対象とした技術分野・事業分野の広さを高く評価され、2008年にはアジアでTop8人の発明家として表彰されるほどの発明家。

本書は、そんな楠浦さんが、様々な分野で発明をするための手法を手ほどきする発明塾での取り組みを解説してくれています。

発明・特許で事業開発をハックできる

特許を見ることで課題発見やピボットがショートカットできるんだ、ということや、未来・将来の社会像からバックキャストして、必要な発明・特許を先とってしまいオープンイノベーションにつなげていくというやり方・考え方もあるんだなー、というのが学びとしてありました。

こんなことがかいてあります

本書のやり方は、まず、事業仮説(Problem-solution仮説)が先にあるとこから始めるんです。で、それを解決してる・しようとしている特許なんてあるよね、と探す。

すると、たいていはある。ただしとらえようと思っている領域とドンズバではないことも多い。そうすると、「あぁ、ここまではできているのか」と自分たちが解かないといけないことが減る

そのうえで、その特許では足りない部分をもとに、自分たちのProblemを解決するために補完する技術ってこんなんだよなー、というのをまた当たりをつけて探す。そうすると、またたいていある。というのを繰り返していくと、最後、見つからなくなる。

この最後に出てきた特許を楠浦さんはエッジ情報っていってましたけど、ここまでくると、「あぁ、自分たちは〇〇を解決すればSolutionが成立できるアイデアが発明できる」というところに到達すると、その上で、ビジネスモデルまで考えることを学生向けの発明塾での事例ベースで説されてました。

無料セミナーも企画されてます(私は申し込みました)

次やる事業開発では、この手法チャレンジしてみたいな~。ということで、今回は楠浦さんの「新規事業を量産する知財戦略」をご紹介しました。

ということで「形のあるアウトプットを出す、を習慣化する」を目標に更新していきます。よろしくお願いします。

しのジャッキーでした。

Twitter: shinojackie

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