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新事業開発って自分にとってなんなんだろ

どうも、しのジャッキーです。今日は、新事業開発してる(してた)けど、それって自分にとってなんなんだろうか、というキャリアに関する内省の機会があったので、その記録を残しておこうと思います。

新事業開発というキャリアについてインタビュー受けた

2012年ごろから数年間、私が運営していた「ゆるたまの会」という異業種交流会で知り合ったかたから新規事業開発に取り組んでいる人の話が聞きたいということで、以下に乗せている、私のプロフィールをベースにインタビューをしていただきました。

新規事業へのモチベーション

インタビューの中で出た、私の発言をカテゴライズしならが整理くださったものを先日見せていただきました。それはもう、素晴らしくまとめられいたのですが、一つだけ、どうしても気になるものがありました。

それが「モチベーション」です。私はモチベーションという言葉が苦手です。それは得体のしれないものだからです。あと、2012年ごろから、メルマガや書籍やセミナーを受けたりなどして、影響を受けている営業コンサルタントの横山信弘さんの影響がも非常に強いと思います。

彼は、営業コンサルタントとして、クライアントに対して「絶対達成」の名のもとに行動変容を実現するコンサルティングを提供しています。その中で、「目標を達成することにモチベーションはいらない」という主張しています。

なぜなら、目標を達成するのは当たり前であるはずで、モチベーションが必要であるとするならば、目標大幅に超える成果を達成するのであれば必要だろう、と言っています。

モチベーションを考えるのってノイズ

なんか、そういう主張を聞き続けてきたからか、少なくとも会社員としては、仕事の上で、アサインされた業務を、求められる目標以上の成果を上げるためにモチベーションがどうのって悩むのって心理的なノイズでしかないな、と思うようにしてきた気がします。モチベーションがわかない、とか思うことが逆に精神的にツライと思います。

むしろ、本当につらいのって、求められる業務レベルに対して、自分の能力が追い付いていなかったり、アンマッチだったりするときだと思います。そういうときって自己効力感がなくモチベーションが下がるんだと思います。なので「働きがい」を別に否定したいわけでもなく、大いに重要だと思います。

ただ、なんか、モチベーションという言葉を使うことで、焦点の定まらなくなる気がして苦手です。

新規事業とモチベーション

で、もともとのインタビューに戻って、違和感があったのは「なんかこういう課題を解決したいんだみたいな原体験はない人間ですね。」という発言に関して「キャリア初期は新規事業へのモチベーションが低い」と分析いただきました。

で、まぁ、先のような考え方があって、モチベーションという言葉でくくられるのが、苦手なんですよね。自分とモチベーションという言葉をあまり紐づけてとらえたくないという気持ちが結構強いんだな、ということを認識しました。

モチベーション存在していない

で、よくよく考えてみて思ったのは、「初期はモチベーションが低かった」ということは、「今は新規事業へのモチベーションが高い」ということを示唆していることが、自分のモヤモヤポイントなのではないか、というのが大きな気づきでした。

要するに、私自身、いまも別に新規事業へのモチベーションは高くない、と思いました。そもそも、新規事業開発というものに関して、別にモチベーションの存在をほとんど意識していないので、高いも低いもないのです。

確かに、2015年に、新事業開発の部門に人材公募の制度を活用して異動しました。でも、このときも別に「新規」事業開発に興味があったわけではなく、「事業開発」もしくは「経営」に興味がありました。

社会課題に原体験ない人は、バリュー出す

「なんかこういう課題を解決したいんだみたいな原体験はない人間ですね。」って私が発言したのって、ある意味、夢とか目標とかない人コンプレックスなんです。このことについては、そもそも人生観が違うんだ、というのが私の中の落としどころでした。これについては、以前に以下の記事に書いたので割愛します。

ちょろっとだけ抜粋します。

川を下る中での、石をよけたり、あっちの方に行くぞ、と頑張っているその一瞬一瞬にやりがいを感じているのです。
~中略~
体力づくりやオールさばきのテクニックを磨いたり、船の改良するといったように、日々、自分を磨き続けることの重要性に気づきました。

基本的には、目の前にある物事・人に、バリューが出せる自分でありたい、と言うことなんだろうなぁ、と思いました。

これから、オペレーティブな事業をやれ、と言われれば、そこでバリューが出せるように一生懸命やると思います。ここ数年は縁あって、新規事業をやっていたし、その縁から今は、なんか戦略マーケティングみたいなことでバリューを出すことにチャレンジしている、ということで、ある意味、2015年に「経営」や「事業開発」に興味を持ってい異動したころの、前者の方にバリューを出せる機会にめぐり合わせできた、そういう川をいまは下っているんだなぁ、と思いました。

感謝して精進しないと

とにかく恵まれてるな、と思うことは、これまで頑張ってバリューを出すために身に着けてきた能力を発揮できる機会をもらえていることだと思います。

引き続き、環境に感謝しつつ、そこにあまりモチベーションを持ち込まないスタンスはそれはそれで、自分の特徴として大切にしたいな、と思ったのが大きな学びでした。

キャリアに関することは、「新任マネージャーの心得のマガジン」にストックしてますので、併せて覗いてみてください。フォローや「スキ」を押してもらえると励みになります。

ということで「形のあるアウトプットを出す、を習慣化する」を目標に更新していきます。よろしくお願いします。

しのジャッキーでした。

Twitter: shinojackie

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