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新事業開発&経企的な人の2021年読んだ推し本10選+α

どうも、しのジャッキーです。そろそろ仕事もはじまったので、年末年始振り返りモードを終えようとは思っているのですが、今日は、2021年に読んだビジネス関連書55冊の中から推し本10選と関連記事をご紹介させてください。

推し本10選の選定指標

「推し」の基準は完全に個人的主観ですが、以下の3つの観点で5段階評価をしました。

実用性:仕事や生活の中で、活用できることがあったか?
新奇性:自分にとって新しかったか?気づきが多かったか?
感情性:知的興奮が得られたか?元気が出たか?グッときたか?

本記事の末尾に、2021年に読んだ54冊全部のスコアを載せましたので、お楽しみいただければ幸いです。では、以下、押し10冊をスコアの小さい順に、一言コメントとともにご紹介します。

推し本10/10選:スコア12点:MVPの教科書

Google×スタンフォード NO FLOP! 失敗できない人の失敗しない技術/アルベルト・サヴォイア
新事業開発的にはめちゃくちゃ参考になる、MVPによる実験の教科書といえるような一冊。アイデアはあるが、何からどうやっていいやら、となったらすすめる一冊となりました。

推し本9/10選:スコア12点:ソーシャルビジネスの教科書

9割の社会問題はビジネスで解決できる/田口一成
ソーシャルビジネスの領域をやるにあたって、実践論がかかれておりベストプラクティスとして読んでおいてよかったと思いました。

推し本8/10選:スコア12点:リクルート・・・

起業の天才!―江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男/大西康之
リクルートとリクルート事件の威力を初めて認識しました。事件がなければ、グーグルもアマゾンもリクルートが先にやってたかもしれません。あと、日本のルールメイキング力がもっとあったのかもしれないと「たられば」を考えさせられました。本書は以下の記事で取り上げました。

推し本7/10選:スコア12点:ルールメイク

世界市場で勝つルールメイキング戦略/國分俊史、福田峰之、角南篤
ルールメイキング関連書籍を3冊読んだのですが、これが個人的にはベストでした。新事業開発のアプローチとしても示唆に富む内容でした。併せて、経産省のこちらのレポートもおすすめでした。本書は学びのまとめがまだできていないのですがレポートからの学びは以下にまとめました。

推し本6/10選:スコア13点:し~さん

たった1人からはじめるイノベーション入門/竹林一
独特のイノベーションや人材のとらえ方や言語化の仕方は、中毒性があります。ストーリーや概念化・比喩の力を感じました。起承転結人材、武士・忍者、たんぽぽ理論などなど、読みだすと止まりません。以下の記事で、本書で紹介されている「やりたいこと100連発」を取り上げさせていただきました。

推し本5/10選:スコア13点:ハピネス

予測不能の時代/矢野和男
ハピネスとデジタルさらには易経まで幅広いトピックが統合的に語られていて、日々の生活やチームマネジメントにも取り入れられるアイデアもあり非常に面白かったです。本noteでは以下にのっている8本の記事にわたり学びをまとめました。

推し本4/10選:スコア13点:デジタルの本質と抽象化

DXの思考法/西山圭太
デジタル化の本質と共に、抽象化・汎用化してとらえるということの重要性を気づかせてもらえました。もう、あとは以下の特集記事をご覧くださいませw

推し本3/10選:スコア13点:バリューのある仕事とは

イシューからはじめよ/安宅和人
「バリューのある仕事」とはこういうことなのか!と痛感させられました。実践への道は険しい。。。日々精進。

推し本2/10選:スコア14点:ESG

ESG思考/夫馬賢治
金融と気候変動と世界の動きがつながってとらえることが本書で初めてできました。以下の2つの記事に、本書からの私の学びのエッセンスをまとめましたので、ぜひご参照ください。

推し本1/10選:スコア15点:思考の軸

世界標準の経営理論/入山章栄
2021年に私が読んだ本の、イチ推しはやはり本書となります。コツコツと3か月かけて1理論ずつまとめ、今は自分の職場のチーム定例で学びを続けています。本書で、経営をとらえる思考の軸が増えました。これを読み切ることはツライ筋トレでしたが、本当に視野が広がりました。私のnoteで本書と関連のある記事は以下のマガジンにまとめています。

番外編

以下、2021年、私の所属するNECのお仕事で、編集にかかわらせていただいて発刊に至りました2冊、ご紹介させてください。

顔認証の教科書――明日のビジネスを創る最先端AIの世界 Kindle版
今岡 仁 (著)

顔認証という非常に汎用性の高い生体認証技術で、NECが世界No.1を維持し続けている立役者である今岡氏の著作ということで、この分野の決定版だと思います。AI技術、顔認証技術について平易に書かれているだけでなく、世界No.1を6回獲得した背景にあったドラマや技術者の苦悩も描かれていて一般の方にも楽しんで読んでいただける一冊になっています。

コンポーザブル経営――加速度的な成長を実現させるDX戦略 Kindle版
桃谷 英樹 (著)

こちらは、顔認証本よりもガッツリと企画、編集に関わらせてもらった書籍になります。本書はテクノロジーの進化が、経営リソースを柔軟に「組み換え(コンポーザブル)」できることを前提にして自社のパーパスに沿って顧客への付加価値を高め、企業価値を向上し続ける経営を可能にしていることを解説しています。本書に関しては、もうちょっと以下の記事に取り上げておりますので、ぜひ、ご参照ください。

2021年に読んだビジネス書リスト(スコア付)

以上、2021年に読んだ推し本10選+αをご紹介しました。以下は冒頭に紹介した独断と偏見の評価基準の実際のスコアと、2021年に読んだ55冊の一覧です。何かの参考になれば幸いです。

1~30冊目まで

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31~55冊目

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おわりに

以下の新任マネージャーの心得というマガジンにこういった記事をまとめているので、もしよかったらのぞいてみてください。本記事への「スキ」やアカウントのフォローをしてもらえると励みになります!

「形のあるアウトプットを出す、を習慣化する」を目標にnoteを更新してますしのジャッキーでした。

Twitter: shinojackie



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