【日々是好日】大嫌いだったおばあちゃんからのハガキ
おーーーーひさしぶりです! 栞乃葉です^^
だいぶ、ゆるく・のんびりと暮らしておりました^^;;
最近、また書きたくなってきたのでw
気まぐれココロ日記「日々是好日」として、
ゆるっと♪ リスタートしたいと思います!
肩肘張らずに、マイペースに行きたいと思いますので、
よろしかったら、お付き合いくださいね^^
さてさて。
もう8月も終わりですね。
8月といえばお盆。
お盆と言えばお墓参り。
…ということで、今日は私の人生において、切っても切れない
大‼︎重要人物である、おばあちゃんとのとあるエピソードについて
お話したいと思います。
私のプロフィールでもちょっと触れておりますが、
まぁーこれが、なかなかの強者・曲者でございまして…^^;;
はっきり言って、大っっ嫌いな存在でありました…
恨みつらみもたくさんありました…
(昔はね。今は違うけどね^^)
私が遠方の大学に進学し、ひとり暮らしを開始することになった際、
親から「おばあちゃんには報告のあいさつくらいしなさいよ」と言われました。
まぁ曲がった形でも、私のことを溺愛しているのは重々分かっておりましたので…
親に促されて仕方なく、"面倒くさいなぁ…はがきでいっかぁ…" と、渋々ハガキを書きました。
どんな内容を書いたのか、あんまり覚えてないのですが…
ほんと淡々とした報告を、当たり障りない文で書いたわけです。
義理で書いたそんなハガキ。
出したことすら、すっかり忘れていたとある日。
おばあちゃんから返事が来たのです。
しかも、年賀はがきで!!
(大学入学後に出したから、季節は春を過ぎていたと思うのですが^^;;)
"えーーーーーー!!!返事なんていらなーーーーい!!!"
"もしや、ハガキで報告したから、なんか怒られるのかーーーー???"
・・・もう、心が拒絶して、見たくないわけですよ。。。
・・・でも、気にはなるから・・・ 見ました。。。
「 〇〇ちゃん お便り有難うございました
うれしかったよ
色々と心配した程なくおち付ましたね
友達もでき楽しいでしょ
おばあちゃんは一日おき医者がよい
(このはがき年賀のでごめんね)
(ではがんばって ほしい物あったら送るから)
(知らせて 」
とっても弱々しい小さな字でした…
私は読んですぐ、すぐにこのハガキを見えない所へしまいこみました。
大嫌いで、恨んでもいたおばあちゃん。
そんなに嫌いなら、このハガキ、破り捨てても良かったかもしれないのですが、なぜか私は捨てられず、しまってみたのです。
(しまっていた、というより、封印したって感じですね…)
私が大学に通ってる間も、
おばあちゃん原因での家族間のゴタゴタは続いていました。
私が就職して数年後、
施設入所や入院を経て、おばあちゃんは亡くなりました。
おばあちゃんのお葬式では、私は絶対に泣かない、と心に決めていました。
ここで泣いたら、私の負けになると思ったからです。
泣いて周りの人に、おばあちゃんに情があるなんて、思われたくなかった…。
それくらい私は、おばあちゃんに苦しめられてきた、っていう被害者意識がとても強かったんです。。。
時は経ち・・・
自分の生きづらさから心理学と出会って、自分の癒しが進んできた時、
ふと、このハガキのことを思い出しました。
ハガキをもらってから、10年以上経っていたと思います。
学生生活を終えて、就職で引っ越したにも関わらず、
ちゃんとこのハガキは、箱の中に取ってありました。
(ちゃんと封印されて残ってたw)
この時、おばあちゃんからのハガキの内容はすっかり忘れていて、
まるで、初めて読むような感覚でした。
そーっと、読みました。
読んだらもう、嗚咽でした。
しばらく私は、泣き続けました。
私は、あんなにも、義務で淡々と嫌々書いたのに・・・
こんなにも、孫への愛情が詰まっていて。。。
しかも、こんなに純粋な祖母としての思い・・・
時を経て、おばあちゃんの愛情を受け取った瞬間でした。
おそらく当時大学生の私は、本当はそれに気づいていたんでしょう。。。
そんな思い=祖母の愛情を受け取りたくなかったんですね・・・
だから、このハガキを見えないようにしまいこんだんです。。。
今でも、このハガキを見ると、じーーーんときてしまいます。
人の想いって、愛情って…何年経っても色あせないですね。
今では、私の大事な宝物です!
私自身、癒されていなかったら、祖母の事は大嫌いで恨んだままで、
祖母の純粋な愛情を受け取る事なんて、きっとできなかったと思います。。
私がどうやって祖母を許すことができたのか??
そんなことも、今後お話できたらなぁと思っています^^
本日の「日々是好日」はここまで♡
栞乃葉でした^^
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