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「蒼天の王土」刊行記念・隼鷹徒然(4)

「天涯の楽土」取材旅行 2013年5月


2日目: その1、熊本県 阿蘇くじゅう国立公園

野性時代フロンティア文学賞を受賞し、受賞作品が出版されることになり、篠原は慌てました。デビュー作となる「天涯の楽土」は、書籍資料と、YouTube映像とグーグルマップをもとに想像力だけで書き上げた物語です。

現代でも、舞台となる阿蘇や北九州にはたくさんの人が暮らしていて、日本中から旅行客が訪れます。二千年前のファンタジーとはいえ、いい加減なことは書けません😓

北九州在住のネッ友Kさんに「阿蘇と吉野ヶ里を取材せねば!」と泣きつきました。そして、物語前半のクライマックス、阿蘇の外輪山に連れて行ってもらったのでした。

阿蘇の原生林を抜け山を登り、草深い高原を歩き続けてついに外輪山のフチに立ち、阿蘇の豊かな盆地を見つけた時の隼人と鷹士の驚きと感動を表現するのに、自分の目で見ておきたかった風景。

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ええ、篠原は大観峰まで車で参りましたけど(^◇^;)

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そして、噴火口!

ここを鷹士と隼人はおりていったのかな。無謀だねぇ。この日は噴煙がすごくてガスやら飛礫やら飛んできたのもあって、警報が出ていて火口には近づけませんでした。

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やはり百聞は一見に如かず。阿蘇にたどり着いたときの描写は、たったの数行でしたが書き直しました。現物を目にすることができて良かったです。

当時のスマホは紛失したので、写真はKさんの提供です。Kさん、どうもありがとうございます。

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「蒼天の王土」 単行本(四六判)

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