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最もおいしい長芋料理は

YES!NAGAIMO! こんにちわ、長芋さんです。

私がもっとも多く頂く質問、それが「長芋のおいしい食べ方は?」というものです。

ここでは、実家が小さな長芋農家である長芋さんが考える「最もおいしい長芋料理」について綴っていきます。

・最もおいしいのは、ずばり!これ

ずばり!「すりいも」です。長芋さん的には間違いありません。

これが一番長芋の美味しさが分かる、とにかく長芋という素材の良さが最も分かる料理です。

「すりいも」について簡単に説明すると、長芋をすって調味液などで味をつけたもの。中にはさらに生卵を入れる家庭もあります。詳しい作り方は今後ご紹介しますね。

長芋独特の粘りを存分に楽しむことができ、季節や品種ごとの水分量の違い、ふんわり感や口に入れた時の食感の違いが良く分かります。短冊やたたきももちろん良いのですが、「すりいも」にした時にこそ”この長芋は自分の好みか”がハッキリ分かります。

・好みのすりいもは?

「なんだ、するだけね」と思ったあなた、ちょっとお待ちください。

水分量が多く粘りの少ない長芋、粘り気が多い長芋、ふんわりとボリュームを増すほわほわの長芋・・・と長芋によって色々なすりいもができあがるわけですが、すりいもは、そのままで食べるよりもご飯にかけて食べるのが定番です。

その為長芋そのものの素材の良し悪しに加え、ごはん、つまり水と米もおいしいかが大きなポイントになってくるのです。

長芋、米、水の三位一体、コラボレーション。

「長芋には麦飯だろう」という意見もあるでしょう、そこも長芋との一体感と好みかと思います。

私の実家の長芋は、すりいもにすると”ほわほわふかふか”タイプの為、白い柔らかい炊き立てごはんと一緒に食べるのが一番おいしいと思っています。

あなたの好みの長芋は水分多めでしょうか?粘り多めでしょうか?

その好みの長芋には何をあわせますか?炊き立ての白いご飯、麦飯、それとも・・。

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・すりいもの懐の深さに脱帽

少し話はずれますが、すりいもはたいへん懐の深い料理です。

なぜなら、子供から大人まで食べれることはもちろん、食事がのどを通らなくなった方やご病気の方にも食べて頂けるからです。すりリンゴが食べれる方であればすりいもも飲み込むことができます。

もし小さく切った固形のリンゴが食べれるなら、長芋を小さく砕いたものやふかしたものも大丈夫だと思います。(ただし、私は素人なので医療関係の方に確認してください)

「できるだけ口から食べ物を食べていたい」

そのような食べるという人間の根源に対して長芋はできうる限り寄り添っている存在なのです。

長芋の栄養素や効果については別記しますが、長芋は万人を受入れどんな人の活力にもなりえる。

これぞ、YES!NAGAIMO!

今日もお読みくださりありがとうございました。

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