見出し画像

Twitterスペースの音声検証

一年で一番寒い季節、それは1月と2月。ここが勝負どころだ。
勝負といっても相手がいるわけではない。何か結果を出さなければという話でもない。この寒さから来る気持ちの落ち込みやしんどさを乗り越えることが勝負なのだ。それは「冬を越す」という古めかしい言い方がしっくりくる。

ここ数日で久しぶりにTwitterスペースを2回やった。1回目は1/12(金)の夜、そして2回目は翌1/13の午前中だ。

私はスペースの使い方を2種類に分けていて、それはリクエストOKの雑談的なスタイルと、もうひとつはリクエストはお断りして一人で話すスタイルのスペースだ。もちろんこれは勝手な「自分ルール」なのだが、スペースのタイトルにくどくどと説明文を入れるわけにもいかないので、リクエスト申請をお断りするときにスペース上で後付けの説明をするような形になってしまっている。勝手だとは思うが、ご勘弁いただくしかないと思ってやっている。まあ、遊びにこそルールがあるものだ。

というわけで、1回目のスペースはお初の人も含めた雑談を2時間ほど。22時くらいに始めて、0時を少し過ぎたあたりで閉じた。久しぶりのスペースに初めての方が何人か入ってくれて、「会ったこともない人と何かについて語り合う」というスペースの醍醐味の一つを楽しめた気がする。昨日の午後、外をRUNしながら聞き直してみたが、手前味噌ながらなかなか面白かった。

2回目のスペースは昨日の午前中、昼前に1時間の一人語りだった。いつも話すことを用意せず、その場の思いつきで話を繋げるアドリブスタイルだが、例によって話題に困ることもなく好きに話すことができた。こちらの一人スペースは「放電」のような感じで、雑談だけでは発しきれない自分自身の「なんかいろいろ話したい欲」が満たされるところがある。そういう意味では自己満足的なのだが、リアタイ視聴と録音の聞き直しでおよそ100人ほどの方が聞いてくださっていた。こんな素人の拙い一人喋りにありがたいことである。

1回目(1/12)「オールナイトニンパイ」


2回目(1/13)「ニンパイradio」

昨日の夕方、1回目に続いて2回目のスペースを走りながら聞き直してみたのだが、そこでわかったことがある。両方聞いていただいた方ならわかると思うが、2回目の音声コンディションが悪かったのだ。自分で聞いて驚いてしまった。何が悪かったのか?帰宅してから私は検証してみた。

収録時に変えたことははっきりしている。イヤホンを変えたのだ。1回目も2回目も、音声入力にはiPhoneのマイクを使用しているが、1回目は有線の純正イヤホンを使用した。2回目の1人収録の時はワイヤレスイヤホンを使い、充電コードを挿しっぱなしにしていた。話すだけなのだから結果的にイヤホンは不要だったのだが、途中で気が変わるかもしれないと考えたりして、念のためワイヤレスイヤホンはしていたのだ。
昨日の夕刻にテストスペースを簡易的に立ち上げ、イヤホン2種の違いをテスト。そうしたら結果は明らかだった。有線イヤホンの回の音が、ずっとクリアだったのである。

というわけで今後のスペースにおいては、ワイヤレスイヤホンは不採用とし、必ず有線イヤホンを使って話すことに決めたのだった。

私自身、10月から走っていることで外で何かを聞きたい時間帯が増えた。ダウンロードできるPodcastが通信容量的にもムダがなく効率的なのだが、たまには違うものも聞きたいことがある。その中に、過去の自分のスペースというのも私の場合は候補に入ってくる。そのときに、せっかくの音声が不鮮明で聞きづらいものであれば、それは実にもったいないと言えよう。愛するコテンラジオも音声は非常にクリアだし、その他いくつかブックマークしているPodcastにおいても、声の良さ・音の良さというのは不可欠な要素である。今後、音声入力については気をつけていきたいと思う。

ところで「声の良さ」で思い出したけど、以前、作家の石田衣良がご自身のYouTubeで、大先輩の作家・村上春樹の文章を評して「春樹さん(の文章)は声がいい」と表現していた。語りをずっと読んでいたくなる(つまり聞いていたくなる)文体、というわけだ。なかなか良い表現だと思い、感じ入った。

やぶさかではありません!