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1週間で、人見知りを直す

僕も実は人見知りです。
サービスマンとしての僕を知っている人であれば耳を疑うとは思いますが笑

接客業を始める前は人と話をすることが本当に苦手でした。今でこそぺらぺらと話すことができますが、プライベートでは今でも躊躇してしまうことがあります。

そんな僕がここまで人と話せるようになった過程をご紹介いたします。自然に人と話すことができるようになれば、今までと違う友達ができて、新しい楽しみを見つけられることができます。
新しく仲良くなれた人の考えを聞いて、今までは思いつかなかったようなビジネスを創造できます。

断言します。

絶対に人見知りは直したほうがいいし、直せます。

人見知りとは言えど、様々なタイプの方がいらっしゃると思いますが、この人はよく知っているから大丈夫。あの人はまだ一回しか話したことがないから不安。僕もこう言うタイプでした。

『慣れ』と『人』の捉え方

2つの人見知りを直す考え方、そして最初の一歩目を、僕の経験を交えながら記事にしていきます。


初めての仕事はコンビニ

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選んだ理由は、楽そうだから笑
他に楽な仕事もっとたくさんあっただろうに、と今になっては思いますが、その当時は何故か楽だと思ったんでしょうね笑
小さなお店だし、お客様もそんなに来ないと思ってたんです。

ところが、中々に忙しい。
しかも入ってから知ったのですが、酒屋からフランチャイズに加盟した店舗で、馴染みのお客さんが凄く多い。
そうなるとコミュニケーションをとらなければいけない状況ばかり。

最初は本当に全然話せなかったです。キャッチボールも続かず、話しかけられるのが嫌だなと思ってました。

今は嫌なら辞めちゃえばいいじゃん、って考えがありますが、僕の父親はかなり厳しい人間でしたから、色んなプレッシャーがあって何とか続けたんだと思います。

そんなこんなで計らずも、強制的に人と話さなければならない環境となってしまった訳です。



慣れる

人とのコミュニケーションに慣れる
これは強制力を持たせることが一番です。
僕は先に述べたとおり、願ってもいないのに強制されてしまいました。
先輩や上司が、少し強引にでもやらせてくれる環境はとてもすばらしいです。

自分に強制させる方法としては、

・人と会話しなければならない仕事に変える
・友達に宣言して協力してもらう
・1人で旅行する
・シェアハウスに住む

思い当たるのはこのくらいでしょうか。
荒療治と言われるかも知れませんが、効果は間違いなくあります。
勢いは大事です。

人の捉え方

Aさん、Bさん、Cさん。
ではなく
『人』として捉えましょう。
仲がいい人も『人』
初めて会う人も『人』
みんな同じ『人』

仲がいい人も『人』なのだから、初めて会う人もそのくらいの『人』ということです。もう何度も会っている人って思った自分のフィルターを通せば緊張は和らぎます。ただしあまり調子には乗らないようにお願いします笑

変な言い回しをすれば、僕の最初のコミュニケーションは作業だったのかも知れません。仕事だから!っていう気持ちがあって、『知らない人』を『お客様』という捉え方に変えたのです。
その考え方に変えてからは、上手く人と話せるようになりました。そしてそれに慣れてきてからは、プライベートでも活かせるようになったのです。

今では作業という感覚は全くありません。人の話を聞けることによって、幸せになれると確信しています。


『慣れる』と『人の捉え方』この二つのことを意識すれば、1週間もかからない。実際に僕が後輩を指導する際に伝えてきたことで、みんなすぐに喋れるようになってくれました。自信を持っています。

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初めの一歩

そうやって一歩進んで、実際人に会ってはみたものの、何を話したらいいか分からず何だか気まずい雰囲気に。
それを防ぐために事前に会話のパターンを作っておくと良いです。

『何も準備しない方がスピーチは上手くいく』

なんて話は鵜呑みにしないでください。あり得ません
準備は大切です。料理だって、何を作るかを考えて材料を準備していた方が、いざ作り始めた時にスムーズに行きます。

良いパターンと悪いパターンをいくつか書いておきましょう。

良いパターン
・今日のお昼は何を食べましたか?
・どんな音楽を聴きますか?
・何か最近映画は見ましたか?

悪いパターン
・今日はいいお天気ですね
・この料理おいしいですね
・今日はお仕事だったんですか?

まずは悪いパターンの説明から。

今日はいいお天気ですね

はい。そうですね。

この料理おいしいですね。

はい。おいしいですね。

今日はお仕事だったんですか?

いいえ。休みでした。

はい、いいえ、で返せてしまう話しかけ方です。
コミュニケーション慣れしている人であればここから派生させることはできますが、この記事を読んでくれている人はそうではないですよね。
きっと、『あ、そうなんですね、、、』ってなっちゃうと思います。

良いパターンは逆に、はいかいいえで返せない言葉です。

・今日のお昼は何を食べましたか?

オムライスを食べました。

私もオムライス好きなんですよ!どこかおいしいお店ありますか?

・どんな音楽を聴きますか?

ワンオクロックが好きです

聞いたことないんですが、何かオススメの曲はありますか?

・最近映画は何を見ましたか?

古いですがバックトゥーザ・フューチャー見ました!

名前は聞いたことあるんですが見たことないんですよ。
どんなお話なんですか?

悪いパターンと比べて、圧倒的に話を創造するのが簡単ですよね。
こちらはさらに深堀するような返しだと尚更良いです。
相手の話を聞き出せて、相手の話を聞く。

食べてないです、聞いてないです、見てないです。
まれにこう言った返しがあるかも知れませんが、そういうときは二つ目の会話に、何かご趣味はありますか?と続けましょう。
それでもないと言われたら、その人はきっとあまり面白くない人間です。

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おわりに

最初はやっぱり勇気がいると思います。大変だと思います。
ですが何をするのでもみんな一緒ですよね?
転職して初めての出勤、緊張します。
初めて挑戦するスノーボード、上手くできるか不安です。
でも慣れてしまえば何ともなくなります。むしろ楽しくなったってこともたくさんあります。

そうやって少しずつ成功できたことを思い出して、新しいことに挑戦していきましょう。
失敗したって生きてられます。

ここまで読んでくれた方は、本当に人見知りを直したい方だと思います。
ひょっとしたら、あれこれ試したけど人見知りは結局直らなかった。と言った人もいるかも知れません。そんな方に最後に一言。
人見知りだって生きてられます。

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