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人の顔色を伺え

今日は恋人のためにカレーを作りました。そんな情景を思い浮かべながら、次の言葉を自分でいうとしたら、どんなことを考えるのか想像してみてください。

『今日のカレーはどう?美味しい?』


①美味しいと言って欲しい
②美味しく食べてもらえてるか気になる
③話のネタに言ってみた
④そんなこと言わないから分からない。作ってやってんだから食えよ

①美味しいと言って欲しい

ひょっとしたら自分がどう思われているのか気になっている人かもしれません。今は自分の言動が、相手を通して自分だけに向いている状態です。
自分の評価ばかりを気にしていたら、自分も疲れてしましますし、相手も疲れてしまいますよ。
少しだけ矢印を相手に向けられるようになると、実は自分も楽になることは多い。

②美味しく食べてもらえてるか気になる

少し微妙な表現ではありますが、こういったの考えの人は相手を思いやれる方です。
美味しいもの食べて欲しい。
楽しんで欲しい。
そういった考えが根底にあるからできるのではないでしょうか。
きっと美味しいカレーが作れてるに違いない。


③話のネタに言ってみた

すばらしいですね。食べ物ばかりかその場の雰囲気すらも楽しいんでもらおうとしている方です。
サービスマンに向いているのではないでしょうか?


④そんなこと言わないから分からない。作ってやってんだから食えよ

おっしゃる通りだと思います。
何も言いますまい。その道を突き進んでください。
でもきっと美味しいって言われたら作った本人も嬉しいんじゃないですか?
あーすみません。なんでもないです。


おわりに

さていかがでしたでしょうか。
①と②がいわゆる『人の顔色を伺う』ということです。

なんだか何かと悪口みたいに言われることが多いですが、サービスマンだって常にお客様の顔色伺ってます。それは喜んで貰いたいという一心でのこと。相手のことを思いやってのことなのですから。
言葉の伝え方、受け取り方で誤解されている方もいるのではないでしょうか。

言葉一つの中にも、様々な考え方があるので一括りにするのは良くないです。

長年連れ添った夫婦はなにも言わなくても通じる。こんな夫婦でも最初はどちらか、あるいはどちらも顔色を伺ってたと思います。
相手のことを考えられる人だからこそそういう関係になれたんでしょうね。そこに好きとか好きじゃないとかは関係ありません。
好き好き言い合ってる円満夫婦が、実はお互いのこと何も分からないって話もたくさん聞いてきましたので笑

人の顔色を伺う人なんて言われても気にしないでください。
気にしなければいけないのは、自分がどう思っているのか。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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