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臨床マガジン【現場で使える機能解剖学・運動療法・ピラティス】

業界最大規模の購読者数700名以上●「現場でしっかり結果を出したい」セラピスト・トレーナー・インストラクターのためのマガジン●"臨床で本当に必要なスキルは、解剖学・運動学・生理学…
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#理学療法士

「殿部痛・坐骨神経痛」を機能解剖学と運動療法プログラム!

今回は、殿部痛・坐骨神経痛など股関節の後面から大腿後面にかける症状に対する運動療法について解説していきます。 実際に臨床現場でも仙腸関節周囲から殿部にかける疼痛や殿部から大腿後面など坐骨神経領域に沿った痛みが生じている症例も多いと思います。 こういったケースに対して、殿部周囲のリラクゼーションや大腿後面のストレッチをするだけでは解決しないケースがほとんどであり、徒手療法にしろ運動療法にしろ股関節後面の機能解剖学を理解した上でアプローチをすることが重要になってきます。 股

【股関節内旋の運動療法】良い内旋と悪い内旋の明確な違いについて解説!

今回は、股関節内旋の運動療法にピックアップしたコラムにさせて頂きます。臨床的に股関節内旋の運動療法をする機会よりも股関節外旋の運動療法の方がフォーカスされるケースが多い印象ですが 股関節内旋の動きは立位姿勢や歩行など立脚を確立するためには欠かせない機能になってくることは間違い無いです。 そのため、股関節内旋が適切にできるかがカギになることが多いですが、この股関節内旋も良い内旋と悪い内旋があります。 自分自身も臨床で股関節内旋の運動療法を行うことはどの方にも取り入れること

骨盤・大腿骨・下腿・足部の回旋ストレスに関する考え方と運動療法!

今回に関しては、骨盤・大腿骨・下腿・足部の回旋ストレスに対する考え方と運動療法について解説をしていきます。 回旋系の動きなので、運動面としては水平面上の動きになります。 実際には、水平面だけではなく、矢状面や前額面の考慮も重要になってくるため、外せない部分ではありますが、今回は理解しやすい様にするために水平面上の問題にピックアップして解説をしていきます。 実際に回旋ストレスが生じる問題として どの関節においても、回旋ストレスによって生じる問題は大きいです。 特に回旋

仙腸関節障害に対する運動療法の考え方とアプローチの順序【1時間動画】

今回も、2年前にオンラインサロンにて投稿した内容を2年経ちましたので、こちらでも配信させて頂きます。 ピラティスが世間的にも流行っていると思いますが、根本的な考え方やピラティスを通して何を鍛えているのかなど考え方や理論的な内容をベースに紹介しています。 一般の方も視聴されている内容になりますので、専門家・インストラクターの方も理解しやすい内容になっていると思います。 仙腸関節障害に対する運動療法【1時間動画】

【1時間超え動画】ピラティスは脳を鍛えていると言われる理由!ピラティスの理論的な考え方!

今回は、2年前にオンラインサロンにて投稿した内容を2年経ちましたので、こちらでも配信させて頂きます。 ピラティスが世間的にも流行っていると思いますが、根本的な考え方やピラティスを通して何を鍛えているのかなど考え方や理論的な内容をベースに紹介しています。 一般の方も視聴されている内容になりますので、専門家・インストラクターの方も理解しやすい内容になっていると思います。 【1時間有料動画】ピラティスの教科書

「大腿筋膜膜張筋」を抑制する時の考え方と運動療法・ピラティスにおけるアプローチ!

今回は、大腿筋膜張筋にピックアップした内容をお伝えしていきます。 大腿筋膜張筋は活性化するためのアプローチは臨床でも行うことはほとんどなく、寧ろ抑制したい筋肉の1つだと思います。 そして、大腿筋膜張筋をマッサージなどで弛緩させる様なアプローチや介入を行ったとしても緊張するべくして緊張している状態になっていることがほとんどであり、大腿筋膜張筋を使わないと動作遂行や姿勢保持ができないから大腿筋膜張筋の緊張が上がってしまっているとも言えます。 そのため、大腿筋膜張筋をストレッ

【1時間のボリューム動画】不良姿勢・歩行のエラーの考察とエクササイズの方向性!

今回は、自分自身が運営しているオンランサロンにて実際のご依頼を頂いた内容を1時間の動画でケーススタディとして紹介させて頂こうと思います。(本人様にもご了承を得ております) 実際に不良姿勢や歩行の悩みの理由や考察など、セルフケアや運動療法も方向性なども紹介していますので参考になる内容になっています。 今回は、オンラインサロンで半年ほど前に配信した内容になりますので、他にも1時間程度のテキスト動画やレッスン動画なども配信しており、過去の内容も見放題になっていますので興味がある

腹横筋と骨盤底筋の機能解剖学的な関連性!運動療法・ピラティスへの応用!

今回は、腹横筋と骨盤底筋との機能解剖学的な共通点と運動療法・ピラティスへの応用する考え方まで紹介します。 腹横筋も骨盤底筋においても、インナーマッスルトレーニングであったり、骨盤底筋エクササイズだったり、腹横筋にフォーカスされたトレーニングや骨盤底筋にフォーカスされたトレーニングなど個別の筋肉を対象にされた介入がある様にそれだけ重要な筋肉であることは一般の方の中でも認知されています。 ですが、日常生活やスポーツ場面において腹横筋だけの単独収縮や骨盤底筋だけの単独収縮が必要

骨盤前傾よりも骨盤後傾の方が臨床現場の運動療法・ピラティスでは重要な理由とは?

今回は、骨盤前傾と骨盤後傾の関係性についてお伝えします。 骨盤前傾アプローチを行う様に記載されている内容も多く、反対に骨盤後傾においては促すというよりは修正するという意味合いで記載されている書籍や論文なども多いと思います。 確かにそれも間違いではないと思いますが、、 骨盤後傾の捉え方によっては、骨盤前傾よりも骨盤後傾の方が目の前の対象者にとっては必要なことではないか? そう思うことも多くなると思いますので、臨床的には骨盤前傾より骨盤後傾の方が重要になることが多い理由に

股関節と足関節の統合的アプローチ!臨床の運動療法・ピラティスの活用!

今回は、股関節と足関節など全身を統合的に考えてアプローチする考え方や臨床的に運動療法やピラティスを活用する際の考え方のコツについてお伝えしてきます。 実際に股関節や足関節に問題を抱えている方も臨床上は非常に多いですし、症状が股関節や足関節になくても、介入が必要になるケースは多いです。 この股関節・足関節から統合的に考えて介入する方法までお伝えしていますので臨床現場での運動療法やピラティスにご活用頂ければと思います。 股関節と足関節の共同運動 この関係性を理解しておくこと

猫背・巻き肩の不良姿勢の改善になぜ「前鋸筋」の運動療法が必ず必要になるのか?

猫背や巻き肩の改善において、上記の画像の様なキャットポーズの様なエクササイズを取り入れることは非常に多いです。 一般のお客様からすると、寧ろ背骨を丸めている訳なので余計に猫背や巻き肩になってしまう気がする。そう仰る方も多くおられますし、その気持ちも分かります。 猫背や巻き肩の改善には、前鋸筋が必ずしっかり使える様にならないと改善できないのは経験上としても間違いなく言える部分ですが、前鋸筋を姿勢改善においてどう捉えて介入していく必要があるのかという考え方の部分を解説するコラ

しゃがみ込み動作のメカニズムと臨床応用の仕方と解釈&アプローチについて!

今回は、しゃがみ込み動作について解説するコラムです。 しゃがみ込み動作は、股関節屈曲・膝関節屈曲・足関節背屈の組み合わせによって行われると思われている方も多いと思います。実際にそれらの可動域があることでしゃがみ込みが行えることも事実ですが、、 臨床的に1番重要になってくるのは、、 しゃがみ込み動作を行う際の質になってきます。 その辺りも踏まえて、、 実際の臨床的な考察まで踏まえてお伝えしていきますのでお役立て頂ければと思っています。 しゃがみ込み動作のメカニズムしゃが

副業・起業で、整体院・ジム・ピラティススタジオを始める際にコレをやったら終わる!

今回は、自分自身の経験談を通して、これから副業でも起業でも自分で事業を始めたいと思っている方に向けて副業・起業で整体やピラティスなど始める際に特に重要だと感じていることや反対にこれをやれば事業として終わってしまう。そんな内容をお届けできればと思います。 実際に何か副業でも起業でも何か自分で始めてみたいけど、中々踏み出せない方や明かに無謀な始め方をしてしまう方も多いです。 そんなセラピスト・トレーナー・インストラクターの方のお役に立てる様なことをお伝えしていきます。これが決

「膝関節屈曲制限」を改善するための統合的に考えた運動療法・ピラティス!

その様な主訴の方を見る機会も多いと思います。 実際に医療機関でのリハビリでもそうですが、病院に行くまでではないけど膝の調子が良くないという方は非常に多いです。 そのため、膝関節の可動域制限であったり、膝関節を可動した際の痛みのコントロールを行える様になる必要性があります。 膝関節の屈曲メカニズム膝関節を屈曲する動きとしては、、 OKCでは大腿骨に対して下腿が動く。 CKCでは下腿に対して大腿骨が動く。 こういった動きの特徴があることが前提になります。 一般的な膝