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懸命に都道府県名

 ちょっと前に地殻を構成する元素についての「暗記法=語呂合わせ」というのをやってみましたが、今回は、社会科の日本地理編です。思いつきなので、全部ではなく、東北地方と四国地方の二つだけ、そこに属する都道府県名の語呂合わせをやってみたいと思います。いずれも、短歌のリズム(五七五七七)にのせてあります。

 地方の都道府県名暗記法。では、早速。


東北地方

ああ お守(も)り飽きたと言わでや マカダミヤ 着る服 仕舞う
東北地方

あおもり あきたいわでやまかだみやきふくしま
とうほくちほう
(あおもり あきた いわて やまがた みやぎ ふくしま)
 青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島

 いきなり「マカダミヤ(ア)」なんて、ナッツが出てきたり、「言わ(ん)でや」と方言みたいなのが出てきたり、濁点のつく場所が違っていたりなど、かなり難ありです。句跨がりなのも気になるところですが、何の脈絡もないほうが印象に残りやすいなんてこともあるみたいですよ(笑)呪文のように唱えてみるといいかもしれません。



四国地方

関わって声・悲鳴出し工賃は得しましたか四国地方

かかわってこえひめいだしこうちんはとくしましたかしこくちほう
かがわ、えひめ、こうち、とくしま
香川、愛媛、高知、徳島

 こちらは多少余裕ありです。「かがわ」のみ濁点落ちになっていますが、他はそのままで読めます。リズムはいい感じなのですが、今度はインパクトが今一なんですよね。まあいいですか(笑)

 一見無意味なような暗記には、とりあえず、語呂合わせは便利で有効です。資格試験などを受けられる方は、覚えにくいものに、この暗記法を使うと便利だと思います。自分で作ったもののほうが、さらに忘れにくくなりますのでお勧めです。

 話は変わりますが、似たような漢字「巳・己・已」を区別して使い分けるために語呂合わせの方法を、僕は学校で下のように教えてもらいました。特に「已」に関しては、漢文を読む時に役立ちました。誰が考えたか知りませんが傑作だと思います。参考までに下に挙げておきます。やはり、短歌のリズムです。

「『み』は上に、『おのれ』は下にありにけり、
『すでに・やむ・のみ』半ばなりけり」
「『巳』は上に『己』は下にありにけり、
『已に・已む・已』半ばなりけり」


 以上です。今回は、短歌のリズムにのせて、語呂合わせを試してみました。が、あんまり役にたたないかな(笑)お付き合いいただき、ありがとうございました。