14. 【イタリア】イタリアにも花の都〜フィレンツェ〜④
Buonasera a tutti!
フィレンツェ最終回です!
今回は僕がフィレンツェに住んでいた頃に撮っていたスナップ写真を紹介しながら街中を散策している気分になっていただけたらと思います!
フィレンツェ回の第一回はこちら
・美術
ちなみに表紙に使っている絵、みなさんご存知ですかね?
世界史の資料集を読むのが好きだった人はまず間違いなく見たことがあるかと思います。
イタリアのルネサンス期を代表する画家であるサンドロ・ボッティチェッリという画家の『ヴィーナスの誕生』という作品です。
彼はフィレンツェ出身で、フィレンツェにあるウッフィツィ美術館(Gallerie degli Uffizi)には彼の作品がいくつか展示されています。
こちらの『春』という作品も同じく彼の作品です。
ウッフィツィ美術館は留学中に友達の案内を含め10回以上は行っていたので、当時は絵の説明も詳しくできたのですが。。。
気になる人はgoogleさんか世界史資料集でぜひ調べてみてください。
美術関係であといくつかご紹介します
こちらは『神曲』で有名なダンテ・アリギエーリのマスク
ダンテはまだギリシャ語やラテン語が主流だった中世の時代に「神曲」をトスカーナ方言で著しました
これが現在のイタリア語の原型となったと言われており、ダンテは「イタリア語の父」と呼ばれています
トム・ハンクス主演のダヴィンチコードシリーズ第三弾「インフェルノ」でもこのマスクが登場していましたね
そして「インフェルノ」の中で、天井から人が落ちるシーンがありましたが実際の場所がこちら。
パラッツォ・ヴェッキオという現在も市庁舎として使われている建物の中の500人広間です。
続いてはフィレンツェの象徴、サンタ マリア デル フィオーレ大聖堂(通称ドゥオーモ)です。
初日にこのファサード(教会などの正面をさす言葉)を見た時は圧倒されました。
これが13世紀に作られ始めたと思うと、中世のアーティストたちの信念が感じられますね。
テクノロジーの力がなかったら、わたしは思いつくこともできないような荘厳さです。
写真では見たことがありましたが、近くで実物を見るとその彫刻の繊細さを感じ取ることができます。
緑やピンクの大理石も使われており、かわいい色をしているのも印象的でした。
そして街中を歩いているとこんなラッキーな場面に遭遇できるかも・・・
最初に見た時はドキッとしましたが、これ実はトリックアートなんです笑
本当にクリエイティブな人たちです
次の写真は悪臭のマドンナ(Madonna della puzza)という像です。
この像があったエリアは、公衆便所やゴミ捨て場となっていたらしく、その臭いに耐えかねた芸術家が1984年にこの悪臭に鼻をつまむマドンナの像を作ったらしいです。笑
・市場
イタリアには市場が多く、特に午前中の市場は賑わいます
さすがイタリア、トマトの種類がめちゃくちゃ多い
季節によって置いてある野菜ももちろん違うので、行く時々によっていろんな野菜が楽しめます
秋はキノコの王様、ポルチーニ茸も売っています
日本ではほとんど乾燥させたものしか流通していないので秋のタイミングで行く人はぜひ味わってもらいたい
私はホームステイ先のおじいちゃんがくれたポルチーニを
こんな風にパスタにして食べてました
めちゃくちゃおいしそうですね。。
市場なのでもちろんお肉屋さんもあります
イタリアは鳥、豚、牛はもちろんウサギを結構食べます
味は鶏肉に似て淡白なのですが、小骨が多くあまり好きではなかったです笑
ちなみに市場に行くと皮を剥がれたウサギが丸々売られてたりするので、結構トラウマになります
市場には食品以外にも、こういった服や日用品が売っています
僕は留学中に買った15ユーロ(2,000円程度)のセーターを今でも着ています
もう7年も経つんですね笑
イタリアもクリスマスは盛大でクリスマスマーケットもあります
クリスマスマーケット楽しいですよね、買うものもないのに何回も行きました笑
・すみません
今回も全く予定枚数を紹介することができませんでした。。。
書く前の予想がいつも途方もなく間違えていますね。
あと1回だけスナップ編やります、どうぞお付き合いください。
Grazie mille e alla prossima volta!
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