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クリエイティブのために本を読むことの話

こんにちは!マルチクリエイターのShinoと申します。
今回は「本を読むこと」についてまとめてみました。

■私がふだん読んでいる本

私は作編曲やデザインなどの活動を行なっていますが、それ関連の本を読むことはほとんどありません。今や創作物の作り方はいくらでもネットで無料で調べられるので、よっぽど刺さった本がない限りそういったものには手を出さなくなりました。

そこで読んでいるのが自己啓発系の本小説
なのですが…最近は「自己啓発本読んでます!」っていうと、「あ…そういう感じ?(笑)」とニヤニヤされる風潮があるそうです。
「意識高い系」と言う言葉が蔓延したり、教祖的に崇められる論客が強い発言力で社会に影響を与えるようになって、「すごいことをしたい人」は、どこかでほくそ笑みながら後ろ指を指されるようになりました。
そんな人たちと通ずる本なので、多少含みのある考えを持たれることはわからなくもないですが…それでも私は自己啓発本を読んでいます。

■なぜ本を読むのか?

私は、「自分にない考え」を知りたくて本を読んでいます。
私はデザインも作編曲も、基本的に独学で作り方を学んでいます。このまま同じスタンスでやり続けると、自分のやり方しか信じられない「凝り固まった考えを持つ人」になってしまうでしょう。
しかし、音楽もデザインも、人に喜んで使ってもらうことを前提に作ります。それなのに自分の価値観しか参考にしないというのは大きな弊害であり、人はどう考えるか?をいろいろな観点から学ぶ必要があるのです。

そのため、様々な道で成功した人の情報はできる限り吸収するようにしています。その人はなぜそれで上手く行ったのか?とか、このメソッドを自分に当てはめるとどうか?ということを詳しく考えてみれば、その読書は単に自己満足で終わるのではなく、実力や実績に反映させられると信じているからです。

特に最近は、クリエイティブをやり続けることや人付き合いに悩みを持っているので、精神科医の先生の本をよく読みます。
何人かの先生の本を読みましたが、決まって書いてあるのは「よく食べること」「よく運動すること」「よく寝ること」の三つ。つまり、生活にあれこれ工夫を入れる必要なんてなくて、まず人として大事なことをちゃんと守るべき、ということがよくわかったんです。
その先で、人間関係に困りごとがある場合は?とか、仕事に伸び悩みを感じている場合は?という、シチュエーションごとの情報を参照しています。が、結局書かれているのはだいたい「人の言うことは気にせず、無理しすぎずに頑張ろう」ということなんです。しかしそれもなかなか上手くいかないので、どうしたら良いかな?というのを日々試行錯誤している感じですね。

本の数だけ得られる知識は、この先を生きていくに当たって絶対に力になると思います。なので、人がどういうイメージを持とうとも私はこれからも自己啓発本を読み続けます。

あとは小説ですが、最近「ショートショート」というジャンルにハマりました。
一話あたり見開き4,5ページの、いわゆる「超短編集」。ファンタジーな内容がとても面白く、集中が続かない私が2日で3冊読めました。快挙。

著者はこのnoteでも活動されている田丸雅智さん。
「とうもろこしと歯」や、「膨らませたほっぺたとたこ焼き」というような、空想が膨らむ組み合わせが一つの物語になっていて、読んでいると脳がチクチクと刺激を受けているように感じます。
よく考えれば、最近のクリエイティブというのは何かと何かの掛け合わせだから、この小説で取り上げられているテーマというのは創造性そのものなのかもしれないです。Amazonで調べるとまだ何冊かあるようなので、今読んでいる他ジャンルの本が終わったら購入予定。

最後に、私が読んでいる本をまとめて紹介します。
良ければぜひ参考にしてみてください!
あと、こういう本が面白かったよ!というのもあればぜひ教えていただけると嬉しいです。

〈自己啓発本〉

〈小説(ショートショート)〉

Shino





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