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#しのログ「名前の由来がすぐそこに」【#22】

しのです。仕事の際は、柔らかい雰囲気を身にまとっていたいという理由から、名前をひらがな表記にして活動しています。

しのという漢字は、「詩乃」と書きます。


いろいろな想いと由来が込められていますが、その中のひとつには、「詩」という表現を好きであってほしい、つまり、言葉や表現することを好きであってほしいという母の願いが込められています。

最果タヒさん。詩人の方の作品をしっかり読んだのは9歳ぶり、実に13年ぶりでした。


言葉という表現が好きになったのは、記憶の限りだと7歳。音楽での表現が好きになったのは、たしか10歳。身体での表現と描くことでの表現は、どうしても苦手です。

「好き」の力は大きく、人を強くしてくれます。「好きを仕事にする」は、つまるところ「好きで、かつ、ニーズのあるものを仕事にする」ということだと解釈しているわたしですが、言葉の表現は唯一仕事にできそうだから頑張ってみようとわたしに思わせてくれるものでした。


詩って書き方も難しいうえに何を書いていいのかわからない。今となっては詩を書くことに対しての抵抗感が大きくなってしまいましたが、幼い頃は文章よりも詩を書き連ねるタイプでした。変わっていたのかもしれません。

と、小さな頃を思い出すように読み進めていきました。詩を読んだことがないという方、ぜひ手に取ってください。

どの詩がよかったかだなんてありきたりな話はなしにして、言葉について考えてみましょうよ、昼でも夜でも。そんな気分です。これは今までにない感情。


とくに、あとがきにご注目。

言葉が好きな人の思うことは、絵が好きな人にも音が好きな人にも共通する部分があるはずなんです。誰かに何かを押し付けるようなことをせず、思うことを思うままに伝えられる毎日になっていったら私たちはきっと幸せなのだと思います。

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